PLAYNOTE スタジオ入り

2008年08月11日

スタジオ入り

[公演活動] 2008/08/11 01:39

気温は高いが不快指数の大変低いこんな真夏の昼下がりに、スタジオでロックがやれる、ロックが聴ける。これに勝る幸せなんて、世界中の洞窟を隈なく探したってまず見つからないぜ!

DCPOP第七回本公演『JANIS』に向けて初のスタジオ入り。参加者は、俺、音楽監督・伊藤靖浩、ベース・新戸崇史、ギター・PIKO、ドラム・千葉淳、そしてボーカル・武井翔子。人相的にもキャラクター的にもまるでバラバラな一同で、並んでるのを見てるだけでも面白かったから、写真でも撮っておけばよかった。

今日は音合わせとギター・PIKO氏のオーディションを兼ねて、とりあえず一番有名な例の曲・『Move Over』を合わせてみたよ。ギター・PIKO氏はこないだのワークショップ・オーディションに飛び込んで来た、日本人離れしたルックスと気の触れたようなソウルを持つ変態男。今回のワークショップ・オーディションでは彼のような珍しい類の人間と出会えたのが最大の収穫であった。だって、ロックンロールをやろうってのに、誠実そうな笑顔とか安心できる会話力とか、そんな人間は必要ないのさ。PIKO氏はまんまと合格。是非早く皆様にお見せしたい。きっと開いた口が塞がらないぜ。そう言えばあいつ今日バナナ食ってたな。

初めてのセッションは、初めての相手とするセックスのように探り探り、愛想笑いと気の使い合いからスタートしたけれど、何度も合わせているうちに遠慮がとれて良くなっていった。が、はっきり言えば、出来としては俺は非常に不満足である。公演の宣伝のためには「半端ねぇメンバーが集まって今の時点でマジヤバイんでヨロシク!」みたいなこと書いとけばいいんだろうが(いいんだろう?)、言葉に対して虚飾を彩ることに慣れてしまうと、僕はもう戻って来れなくなってしまう気がするから、はっきりと書く。出来としては非常に不満足であった。

伊藤君と新戸を中心に、それぞれのパートに対して宿題が出され、約十日後に再度練習をすることに。次回は『Move Over』に加えて『Ball and Chain』『Summertime』『Cry Baby』『Me and Bobby McGee』とジャニスの代表曲中の代表曲をやることになっている。このセットリストだけで射精できるな。わくわくするぜ。

先ほど出来に不満足であったと書いたが、だが始終僕は音に揺られて踊っていた。武井が買ってきたワイルド・ターキー(サザン・コンフォートが売ってなかった・笑)をストレートで飲みながら、ドラムとベースの絡み合いを聴いていれば当然体は動くし、そこに重なるレスポールの音と女の声。煙草の煙に汚れた空気の向こうに、眉間に皺を寄せて歌ううちのジャニ子の姿。これからほぼ毎週こういう場所に来れるのかと思うと、今から楽しみだ。健康とか誠実とか具体的とか確実とか、そういうのは一切合財投げ捨ててやっていきたい。

最終的にはクオリティとしてもきちんと固めて、どこぞのロックバーでライブだけのイベントもやろうと思っています。大それたことを言っているが、ハートフルなビッグマウスはどんどん叩いて行くといい! ロック・ン・ロール。