PLAYNOTE 第二十六回本読み会:ハロルド・ピンター『帰郷(Homecoming)』ほか

2008年07月21日

第二十六回本読み会:ハロルド・ピンター『帰郷(Homecoming)』ほか

[演劇メモ] 2008/07/21 18:06

明大OBが中心となって、洋の東西を問わず過去の名作戯曲を声に出して読んでみる、ついでにあれこれ討論してみる会、「本読み会」の第二十六回が、以下の通り催されます。

第二十六回本読み会:ハロルド・ピンター『帰郷(Homecoming)』ほか

日時: 8/23(土) 13:00~17:00
場所: 御茶ノ水の喫茶室「アミ」(東京都千代田区神田小川町3-16. 地図
参加費: 無料(アミでコーヒー一杯頼んで下さい)

今回のプレゼンターは俺・谷賢一だよ! イギリス本場仕込みのピンター論をでっち上げるので、たくさんの方のご参加お待ちしています。飛び入り歓迎。明大と何ら関係なくても、ピンターなど一冊も読んだことなくても可。どんどん来てね!

今回扱う作家はハロルド・ピンター。2005年にノーベル文学賞を受賞した、戦後イギリス演劇最大の作家の一人です。

不条理の作家として分類されることが多いし、俺も分類しろって言われたらそうしちゃうだろうけど、ベケットやイヨネスコとまるで違うのは、彼の作品が徹底したリアリズムに貫かれているという点。人間がサイになったりでっかい唇だけの人間が出てきたりしません。ロンドンをはじめ、実在の場所で、特にあり得ないことは起こらない。だが、読んでみればわかる通り、そこで描かれている人間像は確実に不条理的アプローチによって描かれたもの。

読んでみればわかる、この一言に尽きます。別に難しくないと思います。とりわけピンターは。俺も以前はちっとも面白さがわからなかったけれど、「不条理の作家だから」と頭よさげに取り組むと意味がわからないだけで、そこで行われている行為、起きてること、光景にだけ着目して読んでいくと、その奇妙な歪み方がいつの間にか戦慄を誘う。本当によくできた本が多いです。

今回は彼の代表作『帰郷(Homecoming)』を中心に、プラス彼の短編や随筆を紹介しつつ、ピンターを感じてみようぜって会です。準備は特に必要ありません。ご希望の方にはテキストのコピーを送ります。多くの方の参加をお待ちしております。

お問い合わせは
kenichi.tani あっとまーく gmail どっとこむ
まで!

コメント

投稿者:えるこ (2008年07月22日 17:25)

ハロルド・ピンター、原田の英語の授業でやったよね。
あれ、谷君居たよね??
演劇学、もうちょいまじめにやっとけば良かったな。
そして、最近芝居がしたくてしたくてたまらん。