PLAYNOTE 新宿二丁目でホモに30分見詰め続けられました

2008年07月04日

新宿二丁目でホモに30分見詰め続けられました

[雑記・メモ] 2008/07/04 02:29

いいお天気だなぁとぼんやり新宿二丁目を歩いていたら、突然愛想のいいタコみたいな顔をした親父に話し掛けられました。

「かっこいいね」

iPodのイヤフォンを外して、はぁ、そうですか、ありがとうございます、と気の抜けた返事をして、お弁当を食べに新宿公演へ行きました。酔ってるのかな、それとも気さくなおっさんなのかな、とのんきなことを考えながら、……あえて改行しますが、

新宿公演へ行きました。

さーて腹が減った、うきうき、とベンチに座り、お弁当のふた(お袋の手作り)を開けたところで、ふと気づいた。さっきの愛想のいいタコ親父が何故か俺の目の前にいる。そしてタコは口を開く。

「かっこいいね」

え? あぁ、いえ……、みたいなことで誤魔化して、弁当を食い始めたんだけど、見れば親父、隣のベンチに腰掛けた。何だこいつ、淋しいのかな。いやしかしおかしい、ずっとこっち見てる。しかもにこにこと笑いながら。

頭の中で情報のシナプスが繋がる。新宿二丁目、愛想のいい親父、「かっこいいね」、ここでようやく繋がった。ホモだ!

が、動じない。勘違いかも知れない。別に危害を加えるわけでもないようだし、いいじゃないか、ホモだって。

と思って弁当を口に運び始めたが、異常な事態に気づいた。タコがずっとこっちを見ている。ずっとだよ、ずっと。10分、20分とゆっくり弁当を食いながら、でもまだ見てる。おいおいおい、これはさすがにおかしいだろう。確かに直接的な危害はないのだが、せっかくの弁当がすげくまずく感じる。この野郎!

その場で携帯からGoogleにアクセスし、「新宿公園」で検索したら、新事実判明。ここは二丁目でも有名なハッテン場らしい(ハッテン場とは、ゲイ同士の出会いスポットで、青姦のメッカ)。道理でいつも男ばかりうろうろしてるなとは思っていたが、まさか、まさかこんなに何気なくハッテン・パーク(ハッテン場の公園)が身近に存在していたとは!

時間はちょうど日も落ち始めた午後七時。見れば公園の隅の方で確実に接吻行為をしている男二人と、別のベンチには何かを待っている風な男が三・四人。ええええ、そういうことかよ。

気持ちが悪くなったのでそそくさと弁当を片づけて席を立ち、まだじっと熱い視線を俺に投げ掛け続けているタコ親父の目の前を横切り、公園を後にした。

ここでまた予想外の事態が発生。タコ親父がついてくる。こりゃ叶わん、いい加減にしてくれ。意を決し、イヤホンを外して立ち止まる。

「何ですか」
「……いやあ、かっこいいね」

まだ言うかこのタコ。

「死ね」

と言おうと思ったが、さすがに自分の父親と同じくらいの年の男を罵倒する気にもなれず、侮蔑と憎悪をありったけ込めた視線でたっぷりそのタコ顔を睨み下してから立ち去った。さすがについて来なかったが。

* * *

性癖で人を差別をするつもりはないが、こういう見境ない奴はホモだろうがヘテロだろうが外出歩くな。夜道で後をつけられる女性の不安がよくわかった。まさか自分が、とは思うのだが、確実に追ってくる得体の知れない相手。思い当たる節と言えば、痴漢とか強姦とかそんなものばかり。俺の場合は昼間の街中で、しかも相手より上背もあり若く頑健だったおかげで随分とマシな部類だったんだろうが、それでも十分におぞましく気持ち悪かった。

タコ親父に左サイドから熱く見つめられながら弁当を食べてるときに、
「おいこらタコ親父、ちんこしゃぶらせてやるから金出せよ、ほら」
とか言ったらどうなるかなーと想像してみたりもしたが、100万積まれても嫌だったのでそれきり。むしろ、想像して一層気分が悪くなった。

希有な体験をしました。

Wikipediaより。

平成8年度厚生省HIV疫学研究班の調査によると、発展場の廃棄ティッシュからの抽出液で165例に抗体が検出でき、このうち32例 (19.4%) にHIV抗体陽性であったことが確認されている。つまり、発展場を利用する者の実に5人に1人がHIVに感染しているということであり、危険である。この調査はHIVのみのものだが、それ以外の性感染症も含めればさらに割合は増える。

青姦くらい隠れてやってくれりゃ別に構わないけどさ、↑の事態はかなり多くの人が知っておいた方がいいんじゃないかな。ゲイの人って性感染症に関する知識は、膣性交より危険度が高い分きちんと知っているのかと思っていたけれど、上に引用した情報は思わず青ざめる。日本も平和なように見えてHIVの感染率が上昇し続けてるそうだしね。