2008年07月03日
技術の進化・ダッチワイフの今
何も言わずに写真を一枚。よく見てみて下さい。気づきますか?
これ、エロ画像でも何でもなくて、最新のダッチワイフらしい。外国の画像収集サイトにアップロードされてて、一瞬「?」って、「何でこんなとこにエロ画像が?」と思ったんだけど、よくよく調べてみたらダッチワイフでした。
どうやら発端は2chの『進化するダッチワイフ』スレらしい。リンク先のまとめブログにあれこれ画像がアップロードされているので興味のある方は見てみて下さい。これ以外にも半端ねー作品が一杯あります。うん、これはもはや作品と言っていいよ。
で、ここまでだったらはてなブックマークにブクマして終わりなんだけど、↑のまとめブログに引用されていた記事の一節があまりにもあまりだったのでここに転載しておく。いやぁ、世の中、いろいろな人がいるものだ。
(ダッチワイフ製造業者の元に届いた手紙についての話題)
……最も印象に残った手紙は、女性らしい美しい文字でつづられていた。それは、障害者の息子を持つ母親からの感謝の手紙だった。
息子の年齢が上がり、肉体的に成長すると性処理は深刻な悩みとなった。それまでは母親の手で処理していたが、息子の性的欲求は強くなるばかり。すがるような思いでダッチワイフを購入し、その悩みが解消されたという内容。
手紙の最後には、“地獄を見ずにすみました”と書かれていた。少し複雑な思いに駆られていると、土屋氏はそっと言う。
「こういう場合が実は一番多いのかもしれません。だから、ある意味で仕事をやめられないんですよ」
ちなみに、同社では社会貢献の一環として心や身体にハンディキャップを持つ人たちを対象に、購入代金の割引制度も導入している。
障害者の性処理の話はあちこちで聞き及ぶが、確かに凄絶。いつか芝居が一本書けると思う。見せ方が問題だが。
続いて。
(いかに今のダッチワイフが備える人工性器が凄いか、という話題に続いて)
これほど完ぺきな人工局部だが、この部分を購入しない場合もある、という。
「だから性欲の処理用に購入されるだけじゃない、って感じることもあります。亡くなられた奥様や娘さんに似せてつくるコトができないか、っていう相談を受けたんです」
確かに上に貼った写真ほどのクオリティがあれば、写真や似顔絵を残しておくような感覚で、手で触れられる家族が残せるのだろう。しかし、依頼する方も製作する方もどこかすっきりしない、なぐさめにしかならないなぐさめとわかっていてのことなのだろうな。切ない。
続いてもう一本。
以前観た深夜番組でダッチワイフの製作会社の職人さんが出てた。その人がこんなこと言ってた。
「そりゃああんまりでっかい声で言える仕事じゃねえけどさ。おれの仲間でも娘にばれて何年も口聞いてもらえなかったって奴居るしさ。ダッチワイフなんて言ったら気持ち悪いとか、変態とかさ。女性差別だって抗議にきた団体もあったよ。
でもさ、ソープもそうだけど、だ~れもソープやダッチワイフと寝たいなんて思ってる男なんていねえんだよね。
誰だっていい女とちゃんと恋愛して、ほれられてセックスしたいよね。でもさ皆が皆そんなこと出来ないじゃない。ましてや障害者の人なんてそんなにしょっちゅうソープ行くほどお金貰ってないしさ。
昔一回ある施設に寄付したときがあってさ、一人の障害者が
『ソープとか 行っても何となくいやな顔をされてるのが分かる』
って言って自分らの寄付したダッチワイフをいとおしそうに受け取ってくれたんだよね。
それ以来おれは 例え人におま(ピー)人形って言われても、すこしでもあういう人達が喜んでくれるような人形を研究したいわけよ」
ダッチワイフを見る目が変わる、予期しない名文・名台詞たちとの出会いでした。
ついでだから付記しておくが、以前銀座にあるヴァニラ画廊というかなりマニアックで異色のラインナップを揃えるギャラリーで、こんな展覧会をやっていたことがあった。是非とも観に行きたかったのだが都合が合わず断念。こちらもすごいので興味ある人はどうぞ。
あと、業界最大手、っつーかいちばん有名で他には知らないんだが、の、オリエント工業のホームページへリンク。ギャラリーがすごいことになっている。
オリエント工業を取材した夕刊フジの記事。文章も俗っぽくなくてかなりいいし、ライターの慧眼が光るなかなかの読み物です。おすすめ。
Trackback
Trackbackしようぜ
この記事に関連する記事を書かれた方は気軽にトラバって下さい。
Trackback URL: http://www.playnote.net/mt/mt-tb.cgi/1060





コメントを投稿する