2008年04月15日
最近読んだ本:名言集3つ
次の芝居の参考にするため、名言集をいくつか読んでみた。ネットにも名言集の類は多く、プラス、Wikiquoteなんかも使えばかなりの数が収集できるのは間違いないのだが、くちゃくちゃにしわがれていくA4サイズのプリントアウトではなく、永遠に本棚に収まっていられる本の形できちんと購入。本にだけは金を惜しんではならない。
まずは寺山修司『ポケットに名言を』。高校生んときに演劇部の後輩の三木君からプレゼントされた本だ。寺山らしい、ちょっとズレた、ほのかにアウトローな匂いのする名言集。濃い。
続いて本屋の店頭に平積みされていた昨年末の新刊。PHP文庫ってのがちょっと不安だったが、目次をちらちら見てみるとギリシャや中国の哲学者から現代の実業家まで幅広く抑えているのでまぁ悪くなかろうと思って買ったが、イマイチだった。
いや、ある意味では良く出来た本なのだよ。古今東西の賢人が残した名言、その中から更に、ご家庭にあって便利、あるいは現代を生き抜くサラリーマンの羅針盤となるような言葉が巧妙にセレクトされている。なので、文学というよりマニュアル本だ。だから俺は今一つ乗り切れなかった。
が、励まされる言葉は多かった。いかんな。安易な励ましに心を動かされるのは俗物の証だ。
大本命。岩波文庫に収録された作品から1300以上の名言をチョイスしたもの。元ソースが岩波文庫なので、精鋭からさらに選りすぐられた精鋭である。岩波文庫的偏向はあるにせよ、それは俺の心の角度とニアリーイコールなので問題ない。
まだほとんど読めてない。でかいから持ち歩けない。が、箱に入った本を久々に買った。これこそ一生モノだ。
本には幾つか価値の物差しがあるよね。
- 内容的なもの
- 物質的存在としてそこにある充実感
- 虚栄心を満たすものとして
- 装丁や字組みの美しさ
- 古ぼけていく思い出として
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