PLAYNOTE ミュージカル稽古進行中

2008年04月01日

ミュージカル稽古進行中

[公演活動] 2008/04/01 16:32

5/1~5/6、アイピット目白でミュージカルの演出します。

-ブロードウェイミュージカルをきっちり版権買って上演してます。
-演出替えで二度おいしい。はちみつ組とダージリン組。はちみつVer.は脳内から心臓まではちみつまみれな感じのどストレートべたべたポップミュージカル、ダージリン組は天の邪鬼に読み変えてちょっとほろ苦く洗練されたミュージカル。
-歌唱指導の先生が若いのにマジですごいので歌もご期待下さい。

写真は歌唱指導中の稽古場。歌唱指導の伊藤くんが、俺と変わらないかちょいと若いくらいの年齢なのに、無茶苦茶に歌が上手くて指導が上手い。伊藤くんの歌聴いてるだけで心に暖かいものがじんわり広がって来る。男なのに女性の音域を女性キャストより上手く歌ったりする。音大を出てシンガーソングライターを目指しているようなのだが、楽器も弾けて、今話題の、何だっけあれ、エリザベートじゃなくてシャ乱Qじゃなくて、なっちとか出てCMばんばんやってるあれ、あれには演奏者として参加してるそうです。

指導の仕方が実に見事で、きちんと押しと引き((プレッシャーとリラックス))を使い分けつつ、人を見て、とっさの瞬発力で指導の仕方や言葉を切り替えており、演技指導がうまい演出家の仕事を見ているよう。専門知識も豊富なので、きちんと客観的に引いて見つつも、血の通った言葉で歌を教えているとこが素晴らしい。演出は頭だけでも血だけでもできないが、その両方をきちんと持っている感じ。

笑ったのが、
「『ら』って言うとき、舌が離れるでしょ。その、舌が離れる瞬間の切なさがあるじゃん。わかんないかな!」
わかんねーよ! と一瞬思うが、彼の歌を聴くとわかる。舌が離れる瞬間が切ない。

なにせブロードウェイミュージカルなのでとにかく派手で、こんなもんどうやって小劇場でやれっちゅーねん、というストレスに頭を悩ませてはいるが、演技に関してはいわゆるミュージカルっぽい、大降りでアンプリファイドされたものでなく、きちんとそこに存在する誠実な演技にたどり着けそうな予感はある。スタニスラフスキー卒論、時間堂、マイズナーWS、CoTiKといろいろ演出というより演技指導のための研鑽を積んだこの一年半だったので、少しは前より武器も増えたと思う。ミュージカル的なシアトリカリズムと演技的リアリズムがなめらかに繋げられればいいな。

ご予約・お問い合わせは kenichi.tani あっとーまーく gmail どっとこむまでどうぞ! ようやく上演台本の編集と印刷が終わったので、今日からはようやく稽古に集中できそう。頑張ります。