PLAYNOTE マルジャン・サトラピ監督『ペルセポリス』

2008年01月04日

マルジャン・サトラピ監督『ペルセポリス』

[映画・美術など] 2008/01/04 23:49

ちびまる子ちゃんみたいなユーモラスな絵柄でナメてかかると痛い目を見る、革命のイランの現実をシビアに切り取った名作。

1978年のテヘラン。9歳のマルジは、パパとママ、そしておばあちゃんに愛され、何不自由なく暮らしていた。そんな時代に革命が起き、反政府主義者だったおじさんが帰ってくる。しかし革命から1年後、おじさんが投獄。自由に発言もできなくなった社会にマルジの将来を案じた両親は、彼女をウィーンへ留学させる。ウィーンでマルジは次第に大人の女性へ成長するが、海外での生活に疲れ、テヘランの家族の元へ帰る決心をする。

シビアな現実にさらされたときの人の表情をとても克明に描き出している。アニメだが、ある意味実写よりリアルとさえ言えるかもしれない。面白かった。