PLAYNOTE 2007.12.09(日) 演劇学会、あひる、オリラジ

2007年12月09日

2007.12.09(日) 演劇学会、あひる、オリラジ

[雑記・メモ] 2007/12/09 01:54
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今日の日記。

昼。某演劇学の学会研究会に参加。小劇場の某演出家を連れて行く。彼は若手から中堅の小劇場界隈では恐らく学問的な演劇にも通じているであろう部類の一人なのだが、それでも「俺は実演家だから」と謙遜し、かつ「わからない話題が多い」とぼやいていた。研究の場と実演の場に本当に隔たりがあるよなぁ、と思う。どうにかせんとな。

夜はあひるなんちゃら『未来ルルルルルルル』観劇。かつて自分が翻訳した『Proof』に出演していた根津さんが出ており、会場には同上演で根津さんの娘役を演じていた足立さん(InnocentSphere)が来ていたため、打ち上げでひとしきり盛り上がる。根津さんは、DCPOPの脚本を評価してくれた上で(感謝!)、具体的な改善点を提案してくれた。ありがたや。自分より10も上の方なのだが、真剣さと優しさのためか遠い感じが全くしない。いつか一緒に仕事がしたい人リストの上位におわします方である。足立さんとはケンタッキーを一緒についばみながら、あれこれと演劇トークを。彼女も友人のような感覚で接してくれるが、学ぶべき点の多い方で、タフさと純粋さにはいつも頭が下がる。

帰宅後、テレビのチャンネルをひねったら、NHK新人演芸大賞という番組がやっており、オリエンタルラジオがのこのこおめおめと顔を出していた。てめぇ新人じゃねぇだろう! と周囲には感じられるだろうけれど、オリラジは実に偉い。武勇伝で一気にブレイクしてしまった事実を一番重大に受け止めているのは本人たちで、奢らないために、また、さらに実力を磨くために、「武勇伝」ネタを封印して、他の無名新人に紛れて出演している、ということらしい。見上げた芸人根性。チャラっぽいあんちゃん、というイメージが強いけれど、そのくせ実は実に真摯。

冒頭に掲げた写真は、テネシー・ウィリアムズ戯曲集。ウィリアムズが生前物した戯曲がほぼすべて収録されている。こないだの篠井版欲望電車に感動したのでついうっかりAmazonで購入してしまった。上下二巻セット、2000ページ超、トータル5000円という大作。積ん読リストがまた増えた…が、ぜひ完読したい。自分は当然いろんな作家の影響を受けて脚本を書いているわけだが、次はウィリアムズから吸収する番だろうと思う。多分あと八年書き続ければ、T・ウィリアムズくらいいい本が一本くらいは書けるはずだ。そのためにも、先人からきちんと学ばねば。Wikipediaや評論をいくら読んでも意味がない。原点にあたれ、原点を。つーわけで原書を買ったよ。…読みきれないだろうなぁ。頑張ろう。

Tennessee Williams: Plays 1937-1955 Tennessee Williams: Plays 1957-1980
Tennessee Williams: Plays 1937-1955 / 1957-1980