PLAYNOTE 本読み会・木下順二を読む

2007年04月18日

本読み会・木下順二を読む

[演劇メモ] 2007/04/18 11:24
本読み会の様子

もう三日も前のことになるけど、大野遙・松山立両氏が主宰する、本読み会の会合に行って来たよ。明大生がこよなく愛するお茶の水の名物喫茶「アミ」にて。

毎度毎度ある戯曲を取り上げて、それを読みながら所感・雑感を語り合う「本読み会」。今回は追悼の意を込めて、木下順二の『オットーと呼ばれる日本人』を取り上げていたよ。

本会に参加するのはこれが初(以前忘年会にだけ参加したことはある・笑)。いざテーブルを囲んでみて、その圧倒的な知的空気に驚く。18世紀フランスのサロンとか想起する。最近は現場にばかりいて、それっぽいことをしたのって卒論が最後だったから、久々に演劇を考えるいいチャンスでした。

木下順二の書く台詞は、思ったより現代口語に近くて大変読みやすく、かつ劇作家としての作為や意図、狙いが透けて見えて面白かった。あぁ、やってることのレベルは違っても、考えることは一緒なんだなぁ、と、不遜なことを思ったり。会合中で紹介された、彼が提唱する演劇論のさわりのようなもの-演劇とは対立である、……-には最近考えていることと近いものがあったので、日本の戦後新劇史・演劇思想史とかもいつかちゃんと勉強せねばなぁ、と思う。

松山さんの司会進行っぷりが素晴らしかった。司会進行に序破急がある、とか言うと誉め過ぎでうさんくさいけど、このままラジオパーソナリティーでもやらせたいと思うような軽妙なトーク。院で俳優教育に関する研究をしており来年渡英が決まっているドがつくほどのインテリで、役者としても学内では大変評価の高い人だったのだが、そういう伝聞情報よりも、実際に司会進行してるだけでも目にする・耳にするほうがいろいろ人となりがわかるよね。才気煥発という言葉が相応しいなと思った。

久々に遙さんと再会。役を演じる、より、戯曲を読む、という方に意識の重点を置いているせいか、ちょっと物足りない感じが最初していたのだが、途中から熱がこもっていい朗読が聴けたので大変満足。どのシーンが始まる前にも、「ここ、面白いんだよな…!」と言っていたのが笑えた。

面白かった。また行きたい。

コメント

投稿者:清水 (2007年04月19日 00:42)

あーーー、、
久々に松山さんの芝居?観たかった。。こなおだも行けなかったし。。いいな。。