PLAYNOTE 演劇班赤眼鏡『おかしな法廷』

2007年03月25日

演劇班赤眼鏡『おかしな法廷』

[演劇レビュー] 2007/03/25 01:00

DCPOP常連となりつつある伊達男・和知龍範が出演しておったので観に行った。伊達男っていい表現だな。色男・優男・二枚目・ハンサム・イケメン、どれよりも和知くんに似合う気がする。

芝居の内容には一切触れずに和知くんのことについて書こうと思う。もう彼は最近観ていて面白くて仕方がない。あー、やりたくなっちゃったんだろうなー、って感じがひしひしと伝わって来て、そういう貪欲さが大変観ていて気持ちいい。ちゃんと自分の得意・不得意もわかっているから、あんまり外したこともやらないし。今回も別に普通にしてればいい役なのに(笑)、しっかりわざわざ前に出て無理矢理パスを受け取りながらギャグったりしていて観ていて面白かった。

前回の『ベツレヘム~』からわずか中五日?しか空いてないのに、よくあの量の台詞をこなしたなぁ、と思うが、あとさらに五日あったらよりエッジの鋭いキャラになっていたのだろうなぁ(桧垣役のときの変な癖みたいなのとかついて)、と思うと、やや残念ではある。ただ、ストレートにやった分、キレや勢いには良いものがあって、「顔が」とかじゃなくて身のこなしや全体的な意味でカッコええ瞬間が多かったのは良かった。

やっぱり芝居のことについても少し書こうと思う。基本的にはゆるーいシチュエーションコメディで観やすい芝居作りをしていたように見えたが、あと上演時間を四十分削るだけで随分違ったな、と思う。二時間二十分休憩なしはやはり厳しい。班長・主役の柿沼氏は、若いのに堂々としていて出してくるものに幅があるし、才能だなぁと思って見ていた。是非次は名脇役的なポジションで観てみたい。弾さんは別格に安定していてさすが。キャパの広さを意識してか、小さい声が逆に注意を喚起する、みたいな線で攻めてみたり、裏と表で顔や気迫をしっかり使い分けていたり。

…書きづらい。結構噛んだりトチったり、の多い回だったので、役者さん的にも満足行ってないんだろうなぁ、と思うと、余計書きづらい。一人、ただ座っているだけのシーンでものすごい量の汗を書いていた人がいたけど、あの人は大丈夫だったのだろうか。

初めて観たチームだけど、これでまだ二回目なのかぁ。もうちょっとやってそうな空気はある。「よーし、それやっちゃおうぜ」的な勢いは感じるし、あとみんな明るそうなので、今後の発展に期待。