2007年01月27日
ダスティン・ホフマン主演『レインマン』
サヴァンとかアスペルガーとか高機能自閉症とかその辺について調べるために借りた。ダスティン・ホフマンの演技がとにかく有名な作品。
中学校んときに英語のリーディング教材で読まされた記憶がある。そんときは不気味&退屈な印象しかなかった。ちゃんと観てみたら、やはり名作との呼び声高いだけあって、それなりに面白かった。
レイモンドは自閉症+サヴァン症候群なのだろうな。サヴァンや自閉症についてはWikipediaが結構詳しいのでどうぞ。これ絶対医療関係者が書いてるよな。
レイモンド=レインマンと気付くシーンの控え目さにぶるっと来た。そんなに古い映画じゃない、1988とかでしょ? もっとゴリゴリと煽ってセンチメンタル爆情にもできただろうに。ここに限らず全体的に押し付けがましくなく、誇張や強調を加えず、一歩引いて描いてる感じにとても好感が持てる。
個人的にはレインマンが歌ってた歌が、実はビートルズの I saw her standing there だったことを知ってびっくり。もっと童謡っぽい歌を選んでるのかと思ってた。I saw her standing there って結構エロい歌だしなぁ。
レイモンドの一挙手一投足にはらはらしつつ、チャーリーの微妙な変化にほんのりしつつの鑑賞。ゆったりめのテンポの割に退屈でなかったのは、そのシーンに見るべきものが必ず何かあったからだろう。ダスティン・ホフマンの演技に細心の注意を払ってみていたせいもあるかな。集中力が途切れなかった。
ダスティン・ホフマンの演技は確かに素晴らしいのだが、いや、確かに素晴らしいんだけど、やっぱり「目」にだけ少し違和感。本当に症状を有してる人は、もっと曇った、濁った感じがするよね。元々俳優って目の魅力が強い人が多いのだし、どう頑張ったって不随意筋や眼球反射までパーフェクトにコントロールは出来ないのかもなぁ。
ラストも控え目だがしっとりと感動的、かつ甘ったるくなく、これくらいの匙加減の映画が増えてくれればなーなんて思ったりした。いい映画でした。
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