PLAYNOTE 低価格でナイスなイヤホン PHILIPS SBC-HE580 & KOSS THE PLUG

2006年11月15日

低価格でナイスなイヤホン PHILIPS SBC-HE580 & KOSS THE PLUG

[音楽・ビートルズ] 2006/11/15 22:05

iPod shuffle が一万円を切る価格で買えるようになって、貧民層でも楽しめるようになってきた携帯オーディオ・プレーヤー。安くてもイヤホン替えるとぐっと音が良くなるよ。俺は二つ試してみたのでそのインプレッションを書いておく。

参考: ヘッドホンスレ/低価格でナイスなイヤホン - wiki@nothing

最近のイヤホン事情

昔ながらの普通のイヤホンをインナーイヤー式というのに対して、最近話題をさらっているのがカナル式という種類。ちょうど耳栓のような形状と材質をしており、耳に押し込んで装着する。密閉型ヘッドフォンのイヤホン版みたいなもの。装着感にかなりクセがあるので人によっては気持ち悪いかもだけど、外の音を遮断するため重低音の迫力が段違い。

携帯オーディオ・プレーヤーで使うイヤホンなんて、すぐヘタるし、なくしたり壊したりするから安いので充分。1500円くらい出せば付属イヤホンより段違いにいい音が楽しめる。

下に紹介する二製品は、どちらも実売2000円行かないくらいのお値段で、お手頃。iPod純正イヤホンを使っている人は是非試してみて欲しい。

PHILIPS SBC-HE580 インナーイヤー式ヘッドフォン

実売1500~2000円程度と低価格ながら、素直でシャープな音が出ることから大人気。オーソドックスなインナーイヤー式ヘッドフォン。

イヤホンの上に耳にフィットするゴム製カバーがかけてあるため、装着感はなかなか。コードの途中にボリュームコントロールがついており、最初は必要性を感じなかったが、レジでの会話や電車のアナウンスなどを聞く際にすっと音量を下げられて便利。

音はとてもストレートでオーソドックスな音。低音から高音まで、満遍なく素直にクリアな音を出してくれるし、インナーイヤーにしてはかなり重低音も頑張っている感じで、iPod付属イヤホンとの差は歴然。それでも重低音の迫力はカナル式には及ばないし、音質的にクラシックやジャズ等には不向きとの意見もあるが、ポップス中心の人には大変おすすめできる一品。安いし。

俺は結構気に入って使ってたんだけど、カバンやポッケの中で乱暴に扱ったせいで上述のゴム製カバーがポロリ。続いてヘッド部分の鉄製のフタ(?)が取れ、配線がムキ出しに。普通はボリュームコントロールからヘタるそうだが、違った形で早世されてしまった。気に入ってたんだけどなぁ。

KOSS THE PLUG ヘッドホン

カナル式を試してみたい人には持って来いのローエンドモデル。1500円くらいで買えちゃう。とは言え普通のイヤホンしか試したことのない人なら、その重低音の凶悪さに驚くこと間違いなし。ロックンロールはこれで聴け。

自分も実際使ってみて、イヤホンでここまで重低音が出るというのは、常識を覆された感あり。その分高音がかなりこもって聴こえるが、エイジング(長時間使って“慣らす”こと)により随分そこは改善されるから、すぐ投げ出さないのがこのイヤホンを愛するためのコツ。

カナル式特有の耳栓タイプの形状のおかげで、周囲への音漏れを気にせずガンガンに重低音を楽しめるのはGood。安っぽいノイズキャンセラーなんかよりよっぽど信頼できる。荒々しくてラウドな音で重低音ぶちかまし、魂を揺らす山手線車内は、まるで違った景色に見えるぜ。電車の走行音が気にならない!

かなりクセのある音を出すという意味で、上の PHILIPS SBC-HE580 とは対照的な製品だが、カナル式の凶悪重低音を試してみたいという人には大変おすすめ。買ってみて最初の一聴をしたときは音のこもりっぷりにドン引きしたが、エイジングと自分の慣れで随分このイヤホンの楽しみ方がわかった。長く使ってね。

* * *

イヤホン一つでこんなに違うんだからなぁ。2万円も出せばとんでもなく高音質な奴が買えるそう。つい欲しくなってしまうが、iPod本体が1~2万で買えるのに、イヤホンに2万ってのはやっぱり躊躇ってしまうな。

どうせイヤホンなんて人込みの中で聴くためのものだし、今使ってるくらいの値段と音質でちょうどいいのかも。実際不満はないし、純正イヤホンから乗り換えてかなり幸せな気分になれた。お金に余裕があったらむしろいいスピーカーを買おう。

追記