2006年10月17日
YASA-GREATERS『あめりかん☆くらっかー☆ぶるーす』
以前DCPOPにも出演した大野遥が出ていたので観に行った。pit北/区域にて。
コント仕立ての寸劇六本、という勇気のあるプログラム。コントを書く人ってすごいよなぁ。ウケなきゃ価値なし、しかもナマだから価値がその場で全部わかってしまうわけで。恐ろしい。
そういう余計な心配をあれこれ巡らせながら観に行ったんだけど、始まってみてギャグより先に、謎に大野遥の独白の「大きさ」に舌鼓を打った。アメリカンクラッカーへの愛を吐露する、完全ギャグ台詞だったんだけど、さすがに巧い。台詞を汲み取る演技力という器、その容積がやはり大きい。「ちょっとこれも読んで!」と割り込んでギリシャ悲劇読ませたくなった(笑)。ギャグパートもそつなくこなしていたが、風貌や風格がどうしてもギャグ向きではないから、やっぱり大きな芝居をやらせたい男だ。
あとはやはり岩井望美は巧い。体と表情をきちんと律しコントロールすることができているから、演技が丁寧で的確。表情や仕草にも茶目っ気があるからすっと心の枠線内に入って来る。ちょっと狙い過ぎな個所がちらほら見られた気もするが、コントならこれくらいやった方がいいのかもしれない。
ギャグでは、ある女性教師が今つきあってる男の名前として、「タッちゃん、カッちゃん」を挙げた後に、そのずいぶん後にぽろっと「ニッタくん」と言っていたのが最高に面白かった。客席内で俺しか笑っていなかったが、やはり「タッちゃん、カッちゃん」ではなく、あのタイミングでの新田くんだろう。覚えているか、みんなは新田のことを?
どのコントも微妙に話同士の繋がりがあったから、いっそ一本モノで観たかったな。ネタも普通に面白かったし。下ネタ(というかうんこネタ)さえなければ…。
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