2006年07月21日
ITI日本センター『養成プログラム―演劇の再生―』に参加するよ!
国際演劇協会(ITI/UNESCO)日本センター、というところが主催する、『養成プログラム―演劇の再生―』に参加することになったよ!
fringeのTopicsで知ったんだけど、駈け込みで応募して何とか合格。未来の演劇人育成のため、来年の一月までかけて、日本の前衛演劇・全七作品を鑑賞・評論するようだ。
大抵こういうの募集されていてもスルーしてしまうんだけど、今回は違った。品揃えというか、鑑賞予定作品のラインナップからしてすごい。
- タニノクロウ作・演出 庭劇団ペニノ『アンダーグラウンド』(ザ・スズナリ、9月)
- 長塚圭史作・演出 新国立劇場『アジアの女』(新国立劇場、9月~10月)
- 永井愛作・演出 二兎社『書く女』(世田谷パブリックシアター、9月~10月)
- 佐藤信演出『エンド・ゲーム』(シアタートラム、9月)
- 坂手洋二作・演出 燐光群『チェックポイント黒点島(仮)』(ザ・スズナリ、11月~12月)
- 宮沢章夫作・演出 現代能楽集III『鵺/NUE』(シアタートラム、11月)
- ジョセフ・ナジ振付・演出 アヴィニヨン演劇祭オープニング作品『遊*ASOBU』(世田谷パブリックシアター、1月)
すごい。
「平成18年度・文化庁芸術団体人材育成支援事業の一環」
とか聞くと何だかお堅い感じがしてしまうが、日本演劇の今をしっかりわかっていて、しかも理解のある人たちでないと、こんなラインナップはできないと思う。佐藤信、宮沢章夫、坂手洋二、そして永井愛といった「もはや重鎮」みたいな雰囲気のある大ベテランは当然納得できるが、そこに庭劇団ペニノと長塚圭史を入れて来たのが素晴らしい。もしこれが「ベテランだけ」とか「若手だけ」とかだったら、急に色褪せてしまうであろう絶妙な取り合わせ。
ジョセフ・ナジ氏は恥ずかしながら今回発耳だったが、トラムでコンテンポラリー・ダンス版?の『ヴォイツェク』上演なんていう、とんでもなく粋なことをしていらっしゃる。ごめん、でも知らなかった。ちゃんと勉強しよう。
ちょっぴり参加費がかかるようだけど、これほどのラインナップがほとんど無料で観れて、終了後、作り手側とのシアタートークにも出れるなんておいしすぎる。シアタートークやレポート提出など、きちんと議論し育成・フィードバックしようという意図があるのも良い。意欲のある学生が集まっていれば、かなりに中身の濃い交流が持てそうな予感。
すごく頑張ろうと思う。とても楽しみ。
- リンク: 養成プログラム 公式ページ
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