PLAYNOTE ボブ・フォッシー監督『キャバレー』

2006年06月04日

ボブ・フォッシー監督『キャバレー』

[映画・美術など] 2006/06/04 00:30

随分前に観たので忘れてしまったが、メモ。

トータルで観て65点くらいの映画だったが、キャバレーの司会(フォルクスゼンガーだっけ?)を演じるジョエル・グレイに50点くらいあげたい。何だあの歌舞伎野郎は。最高に傾いてやがる。

主演のライザ・ミネリは確かにチャーミングだしとんでもない存在感だが、すごく客観的に観てしまった。何でだろ。他に特に印象に残った役者はいなかったな。

脚本でいいなぁと思ったのは、お堅い上流階級のお嬢様が、遊び人に押し倒されて本気で恋に落ちてしまうところと、ナチスドイツをうまいこと物語に絡めて徐々に徐々に空気を変えていったところ。ん、主人公二人の間にいけすかねー貴族が割り込んで来て、二人の関係が無茶苦茶こじれてくとこや、その後けろっとベビー誕生を祝おうとするけどちょっと苦い、みたいなとこもよかったな。

うん、今思うといい映画だった。脚本家がすごく人間を愛していることが伝わってくる。だからこそああいう面を書かざるを得ないんだ。

でもイマイチ強く印象に残らなかったのは何でだろう? やっぱミュージカルで観るのが一番いいってことなのかな。ボブ・ファッシー!