PLAYNOTE バズ・ラーマン監督『ムーラン・ルージュ』

2006年06月04日

バズ・ラーマン監督『ムーラン・ルージュ』

[映画・美術など] 2006/06/04 00:30

ニコール・キッドマン! ユアン・マクレガー! バズ・ラーマン!

それだけの映画であり、あまりの酷さに途中で観るのをやめた。

アマゾンとか映画レビューサイトを見ると評判は上々なのだが。これをエンターテイメント映画と言うんだろうか。そんなら俺は一生 entertain されなくていい。

ビートルズからニルヴァーナ、マドンナまで、アレンジして劇中で使われてるんだが、これ、20世紀初頭のモンマルトルですよね。時代的な整合性を取れとか考証がどうとか言いたいんではなく、単純に、使われ方がアホっぽい。現代の観客におもねっている感じしかしない。まぁ、この能天気なシナリオには合っているのかもしれないが。

ムーラン・ルージュでニルヴァーナの『Smells Like Teen Spirit』のアレンジが流れた瞬間、あきれてしまった。カートの血痰のようなあの曲が、メロディラインにしか価値を置かれない使われ方をしていた。音楽ってこうも表層的にしか受け止められない時代になったのかな(ファンなので、こういううざい反応の仕方をしてしまう。すまない)

何が酷かったんだろう、と考えるが、下品、浅俗、くらいの言葉しか出てこない。

映像は綺麗だし、撮り方や効果もインパクトがあってダイナミックで、いいと思います。

現代ではこれを愛と呼ぶのか。勉強になった。