PLAYNOTE 一進一退

2005年03月23日

一進一退

[雑記・メモ] 2005/03/23 03:13

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人生の最良の時間はいつ? と訊かれたら、答えに迷ってしまう。一進一退・新しいチャレンジの続く最近は間違いなくアツい、近年稀にみるアツさだが、「安定」や「平穏」という二時のあった昔もそれなりに良いものだ。

今日はバイトを終えて家に帰る電車の中で DULL-COLORED POP 第三回公演に絡む人に次々メールを送り久々に猛烈に働いたというか芝居向きに動いたなという感慨を味わいながら岐路につき、家について自分が敬慕の情を寄せているある先輩作演出家と長電話をした。ほとんど今まで話したことのない人だったので、割とだらだら喋ったがマジで勉強になったしこの繋がりを大事にしたい。

昨日はDCPOP2の反省会@宮古へ。反省会は真面目にやるべきだと思い、しかもみんなちゃんと真面目に話してくれるので耳を傾け、疲弊した脳漿と三半規管に安らぎを与えんがためにコアなメンバーでカラオケにゆく。カラオケの間中、ずっと歌詞と台詞の違いや、カラオケに見る役者の適正を考えておった。本気で書くのだが、いい役者はカラオケがうまい。「歌がうまい」「音感がある」のではなく、カラオケというコミュニケーションツールによって支配されるBOX内でのアピールなり盛り上げ方なりがうまいのだ。下手っぴでも場を盛り上げられる奴はよい役者に通ずる適正を持っておるし、うまいにしてもただ「歌が」うまいではなく掴み所を抑えている者は「カラオケが」うまいのだ。

そのカラオケの最中に俺がもう五年くらい片思いを続けている役者とメールでやりとりをする。ライバルのようなものなので素直に虚心坦懐に「今度一緒に芝居しようぜ!」とは言えぬが、そういうぎこちなさも含めて奴との関係は大好きだ。

しかし、自分のバランスというものを考えたとき、一人失ってはならない大事な人間を失ってしまったことは未だに悔やまれる。「悔やまれる」みたいな第三人称の regret ではなく、一人称で「悔やむ」と言いたい。気の迷いだ。ペンギンのようであった。

まぁ、もう何でもいいや。

DULL-COLORED POP Vol.3 の準備を着々としておる。企画的には勝ちコースだと思うのだ。あとは自分の筆の力と人望にかかっておる。芝居やってて怖いのは、蓄積や経験なんて気休めにしかならないということだ。1回1回、いいものを作れなければ淘汰される。未来が詰まる。ステータスや信用なんて気休めでしかないのだ。毎回結果を出せて、はじめて価値が生まれる。

オレンジジュースをウイスキーで割った。だからといって迎合してはならぬ。やりたいことをやりたいようにやらなければ、迎合した、一般ウケを狙った、守りに入ったものを作っていては、行き詰まるのは目に見えている。誰にもわからなくって構わないから、やりてーことをやろう。

2006/3/23 3:30 記す。だが人目に触れたくないので、あえて昔の日付にしてこの文章をアップロードする。