PLAYNOTE 怪奇ヒューマン稽古日誌

2006年02月01日

怪奇ヒューマン稽古日誌

[公演活動] 2006/02/01 01:00

2006/01/03(火)~2006/02/01(水)まで、断続的に書いた稽古日誌。記念に残しとく。

2006/01/03(火)

昨日も今日も家を一歩も出ず一日中台本を考えていました。うーん。うーん。うーん。DULL-COLORED POPと違って怪奇£ヒューマン人間の方は出演者が固定な上ギャグ中心の集団だから、兼ね合いっつかバランスっつか、考えるのが難しい。

話のコンセプト自体は出来上がってるんだけど、あとは微調整。「微」じゃねーけど。

2006/01/09(月)「怪奇£ヒューマン人間vol.6 本稽古開始」

尊師スタント

何気にもう一ヶ月を切っておる。台本を四ページだけ出したが、ごめん、全部書き換えます。出演者のアクの強さとタカ派のギャグがウリの怪奇£ヒューマン人間だけど、今日は久々の舞台となる中田がとんでもないギャグを多発しており素晴らしかった。

写真はフリー(エチュード)でスタントマンの役をやって本当にスタントしている尊師。

2006/01/16(月)「ヒューマン・小屋見とDM」

まず小屋見に行った。芝居の内容に相応しいスーパーぼろ屋であったが、小屋付きさんの風体が Very Good でテンションが上がったり下がったり。

そして帰って来てダイレクトメールを作成。騒動舎時代からのお客様がいるので大量。園原くんと小林くんが手伝いに来てくれて感激。

稽古を終え、シメにかんちゃんに行く。マスターが逝去されてから初めて来た。やはりかんちゃんはよい。良過ぎる。一発でなごむな。嬉しい。

2006/01/18(水)「廃」

台本執筆が佳境を向かえている。「あんまり根詰めると廃人化するよ」と言われたが、とてもデカダンスが好きな俺にとってそれは「もっとやれ」という無言の圧力に感じられる。もっとやれ、もっとやれ、ぶっ壊れちまえ。ディスプレイのドットとドットの隙間から笑顔の熊が顔を出して、俺に真珠のネックレスを届けてくれる。「廃」は良い。廃墟。退廃。廃盤。どれもこれもロマンに満ちていて眉毛の辺りがひくひくしてしまう。「廃」=「ハイ」。廃テンション。ランナーズ・廃。廃センス。

単位がかかったレポートを40分で書いた。いい気分転換だ。昔読んだ本のストックがあるから、こういうとき困らない。

ベルベット・アンダーグラウンドを借りて来たが、ルー・リードが奏でる虹色の音にうっとり、そしてエキサイト。白昼の空を音速で羽ばたく無数のオオアゲハのやうだ。

学校行ってきます。

■ 岩藤一成 (2006/01/18(水) 14:43)
ヒューマン人間名付け親なのにあまり出演しない雑用係の岩藤です。ベルベットアンダーグラウンドについ刺激されて初めての書き込み書き込みおまおーす。僕は音質の悪すぎる2枚目とポップ過ぎて不人気な4枚目が好きです。気に入ってくれたみたいだね真珠のネックレス。あれは向山の故郷、広島で養殖されたものなんだ。

■ Kenichi Tani (2006/01/19(木) 00:39)
わー、こんなところ見てたのか。そういや全然出やがらないね。どれが何枚目とかわからないけど、借りるだけ借りてコピーしてCDラックに放りこまれてるCDが数枚あるから今度確認してみるよ。
今日は稽古で延々と宇宙と哺乳類の話をしていたよ。

2006/01/19(木)「怪奇£ヒューマン人間、完本!」

『ハルシネーション・ロッジ(Hallucination Lodge)』、終わった。ぶっちゃけ、苦しかった。今回、やけに難しかったな。

書き進めるうちに当初の構想からちょっとズレてしまったけれど、やっと達成感のある形で完本できた。やっとまとまったけど頭とケツなんかそれぞれ5~6パターンは書いたと思う。これを上演するとどうなるか?ってとこはまだまだこれからの仕事だし、あいつらのことだから俺の予想だにしないようなギャグを入れてアグレッシブに演じるのだろうけど、負けねーぞ。

公式通りに書いてもいいもんは書けないけど、でもやっぱり書き終わって気づいてみると物語の公式のようなものはある気がする。やっぱり実際に一本書き上げるのが一番勉強になるなぁ。

2006/01/21(土)「あとで書いた日記」

早稲田で怪奇ヒューマン稽古。雪が降ったのもこの日であった。

夜、朝までかかってDCPOP第四回公演企画書をしたためる。八月までの展開や戦略を考えて実に磨耗した。

2006/01/20(金)「あとで書いた日記」

よく覚えておらんが、ピロキからビデオをもらったり、仮チラシを配ったり、テストを受けたり、完本した台本を配布したりしたのであった。

2006/01/2?(?)「稽古は続く」

雅弥

怪奇£ヒューマン稽古は続く。写真は今回主演の高橋雅弥。

2006/01/23(月)「Alone in かんちゃん」

かんちゃんに一人

怪奇£ヒューマン稽古終了後、一人でかんちゃんへ行く。一人で飲むとかマジさみー的な侮りがあってあんまりしないのだが、ちょっとゆっくりヒューマン公演のことや台本のことや今後のことで考え事がしたかったので、行った。

と言うのも、最近はコーヒーを飲みながらあれやこれやの仕事をするもんで、コーヒー飲むとむしろ働こうって気になってしまう。初心に返れ、No Beer No Life。どんなにつらくても、どんなに悲しくても、一人でも大勢でも、いつもビールは僕たちの傍ににいる。おーらお前らとりあえずビール飲めーギャハハ(cワッティ)。

空間の暖かさに癒され、まったりとした気分でかんちゃんを出た。出た辺りで家から電話がかかって来た。
「今学生課の人から呼び出しの電話があったんだけど、どういうこと?」
…ガングロめ。俺の癒されタイムを返せ。

2006/01/26(木)「舞台作業」

立川にある倉庫で舞台作業。10時集合だったが、朝原付に乗っていて知らないおばちゃんとつまらない接触事故を起こして2時間遅刻。ごめんみんな。久々に舞台作業らしい舞台作業をした。

その後、一同びっくりドンキーでハンバーグを食し、腹を満たした後、初の通し稽古。もう本番一週間前じゃん。

夜道で Rasberry-Eyed Monster と遭遇。長風呂を浴びて寝る。

2006/01/27(金)「ヒューマン稽古」

中田

今日は雅弥の芝居が徐々に上向いており手に汗握った。明後日には照明家の方(奥田さん)の前での通しがあるから、明日でいよいよ固めなきゃ。本番前にぐっと伸びる、なんてのを見込んで手綱を緩めると大抵痛い目をみるから、毎日やれるだけのことをやるしかない。

写真はホワイトボードに「性交」と書く中田。

2006/01/29(日)「通し稽古」

奥田さん(照明家)と一緒に通し稽古。足を引き摺る奥田さんが見ていて痛々しかった。通しは無事終了。

その後、稽古を早抜けさせてもらって、舎の先輩・大関が出演中のメタリック農家『熊』を観に下北沢へ。…行ったら終わってた。楽日はソワレがないっていう、よくあるパターン。ごめん大関。

2006/02/01(水)「仕込みだ」

泊まれてしまう小屋なので、今晩から仕込み。時間が増えてラッキー、っつーよりも、寝る時間が減りそうで萎え、というのが本心。

怪奇£ヒューマン人間vol.6『ハルシネーション・ロッジ』という芝居です。俺は作・演出・出演と、劇中映像を作ってます。劇中っつかド頭だけど。

阿佐ヶ谷アルスノーヴァにて 2/3(金)19:00~ 2/4(土)14:00~&19:00~ 2/5(日)14:00~&18:00~

DULL-COLORED POPとはまた違った感じで、つか全然違いけど(笑)、変な人がたくさん出るので深夜番組とか月刊ムーとか好きな人はぜひ来て下さい。壊れてメーターが振り切れたお茶汲みロボのような芝居です。基本的に好き嫌いの別れる類のギャグ芝居です。

席の少なくなった回もあるのでご予約はお早めに!nobeernolifeあっとまーくいーじーうぇぶ まで。