PLAYNOTE Money, That's What I Want!

2005年12月28日

Money, That's What I Want!

[音楽・ビートルズ] 2005/12/28 01:00

ビートルズが演奏した2曲、『Money』と『Can't Buy Me Love』をざっくり比較してみるエントリー。ジョンとポールのお金の価値観について。

まずは下の歌詞を読んで欲しい。ビートルズ『Money』(『With the Beatles』収録)。

The best things in life are free

But you can keep them for the birds and bees

Now give me money, that's what I want!

「人生で本当に大事なものは金じゃ買えないって言うが、そんなもんは鳥か蜂にでもくれっちまえ!俺が今欲しいのは金、金なんだよ!」

モラルもへったくれもない素晴らしい歌である。ボーカルをとるのはジョン・レノン。あいつがただの Love & Peace の男だと思ったら大間違いだぜ。とりあえず超ヤ○チンだし。

ちなみにこれはオリジナルではなくカバー曲であり、ビートルズがデビュー前から演奏していた曲。1960年から1964年までライブでとりあげている。

同じくビートルズでお金をテーマにした歌にこんなものがある。1964年3月20日リリースの『Can't Buy Me Love』。

I'll buy you a diamond ring my friend if it makes you feel alright

I'll get you anything my friend if it makes you feel alright

'Cause I don't care too much for money, money can't buy me love

「君が喜ぶならダイアの指輪だって何だって買ってあげるよ。お金はどうでもいいんだ、愛はお金じゃ買えないからね」

どうだ、この変貌っぷり。ボーカルをとるのはポール。歌詞もポールらしい甘ったるさを露呈していて良い。

興味深いのは1964年10月に始まるイギリスツアーではこの二曲を両方演奏しているというところ。もしかしたらデビューして大儲けしたから「金!金!」→「お金はどうでもいい」と変貌したのではなく、単にジョンとポールの性格の違いなのかもしれない。

最近「金さえあれば」と思うことが多い。こないだ渋谷で45円しか財布になかったときは思わず笑った。そしてJRの改札をことごとくブッチして家まで帰った。そんなこんななので、1964年3月20日のポールに殺意が沸く。Can't Buy Me Love なお前は俺にダイアのリングを買う責務がある!

わけねぇか。寝よ。