PLAYNOTE D-C.POP Vol.1 公演終了

2005年11月08日

D-C.POP Vol.1 公演終了

[公演活動] 2005/11/08 03:31
舞台写真

俺が作って旗上げて、ホン書いて演出した DULL-COLORED POP 第一回公演『東京都第七ゴミ処理施設場 ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』が無事公演終了した。

写真は清水那保と上野庸平。こんなシーンないけど。

楽しいから芝居やってるわけじゃないし、むしろしんどい・つらいことの方が多いけど、今回の現場に関しては、楽しかった! 疲労やストレスが最終的に全部引っくり返ってプラスに跳ね返って来た。そして今、意識はクリアだが体がぼろぼろで、脳と身体の間に致命的乖離が生じている俺。

公演の方は割と賛否両論で、ラストで涙まで流してくれた人もいれば、終始「ふーん」っていう感じで終わってしまったと言う人もいた。アンケートの回収率と書き込みのアツさを見る限り大方の反応は良好だったようだけど、台本にせよ演技にせよ、センスや才能じゃなくて技術や経験でカバーできる穴があったのは間違いないから、それは次回公演では絶対に埋めたい。

個人的に強く感じるのは、前半の工場職員二人・鏑木(岩藤一成)と島本(上野庸平)の掛け合いを楽しめたかどうかが結構後半に響いていた、ということ。これも両極端で、「腹が痛くなるほど笑った」という人もいれば「前半だるかった」という人もいて、この辺で生じたテンションの差が結局後半をどういう姿勢で見るかに影響していたように思う。個人的には絶対面白いと思っていたけれど、やっぱり笑いは難しいな。

台本を書くのはこれで三度目。誉めてくれた人も大勢いたけれど、穴も当然たくさんあった。今回はあちこちで少しずつ将来やってみたい芝居の実験というか先取りをしてみていたのだけれど、やっぱり実際に役者にやってもらってお客さんに観てもらうといろいろなことがわかってくる。次はもっといいホンが書ける。

心配だった演奏部分は、機材トラブルや音量調節のミスはあったものの概ね好評で一安心。むしろガッツポーズ。本当に新戸(音楽監修)には助けられたなぁ。音楽面での貢献がもちろん一番だけど、奴のおかげで現場の空気がすごく良くなっていた。彼と組めて本当に光栄です。

海老沼の照明がやたら評判よかったのは、単純に小屋のタッパが高くて灯かりが綺麗に出るってだけじゃなくて、もうかなり長いこと一緒にやってるから俺のやりたいこともわかってくれてるし、逆に明かり屋としての視点から俺じゃ思いつかないようなアイディアをプラスしてくれたってことがすごく大きいと思う。今回の海老沼の働き振りには鬼気迫るものがあった。称えたい。サンキュー。

頂いた劇評など(順不同)

『踊る~』はいつもチェックしている劇評ブログだったので、まさか観にいらしているとは思わなかった。どうもありがとうございました。

公演終了後、あちこちにモノを返して回る荷降ろしツアー(レンタカーのメーターが200km弱も回った)を終え、最後に立ち寄った明治大学和泉校舎でさっそく次の芝居の参考資料となる本を借りてきた。『マクベス』終わったときにすぐこのD-C.POPに取りかかったように、今回も間を空けず次に手を出してみた。そうでもしないと日常がすっからかんでどうしようもない。

次はがらりと雰囲気を変えて20世紀初頭のパリ・モンマルトルが舞台の予定です。頑張るぞ。