2005年10月09日
松井英弥脚本・久米伸明演出『Born To Love』
正式タイトルは『Born To Love ~見上げれば藍色の空~』。ラブヨーの人達が絡んでる&後輩の麻美が出てるので観に行った。早稲田にあるすっごい変な小屋『The GUIDE』にて。以下当然ネタバレ。
舞台セット、というか劇場内の雰囲気が素晴らしい。客席数30程度の超・小劇場なのに、何故か二階席がある(笑)。セットもすげー手が込んでるんだけど、何でも小屋の人がスタッフサービスをやっていて、「小屋入りの朝にはセットが建っている」がウリらしい…。いろんな劇場があるんだなぁ。なかなかオシャレな空間なので一度使ってみたいなぁと思った。
幕開き一発でウクレレ演奏の四部混声合唱。ちょっと下手っぴだったけどほんわかしたムードが出ていてよかった。その後も再三再四歌が挿入されていて、ミュージカルとか苦手な自分はちょっと恥ずかしかったけど、すげー直球勝負で真摯な思いがホワホワ伝わってきた。歌への入り方がもう少しスムーズならよかったと思う。
脚本もすごい直球勝負。演出の久米さんが「とにかく松井が『書きたい』っつって始まった芝居」と開演前に言っていたけど、「書きたい」って気持ちはバリバリ伝わってきたなぁ。前述の通りどストレートだったので脚本としては苦手な分野だけど、何かその熱意っつーかハートに負けた気がした。
まんぞーさん(加藤雅人)が実にいい芝居をしていた。ぽろっとこぼすギャグもすげー面白かったし、ラストで涙を目にたたえて照明を浴びていた姿は最高カッコよかった。いい役者だなぁ。エッヘの伊久磨さんもコミカルにじじいを熱演しており、ともすればクサくなる芝居にうまいことあたたかい空気を加えていて見事。滝井麻美は随分カタかったけど、幸薄そうな表情がどこまでも印象的。かなり「抑える」感じの芝居だったので、どっかでザバッと感情が溢れ出す瞬間があればより感情移入できたと思う。抑えようとしても抑え切れないくらいの感情なんじゃないかしら。あの役は。
脚本はやや平板な印象が。もう一つ芝居のアクセントとなる出来事や伏線・仕掛けがあればより戯曲として完成されたものになったと思う。が、ハートとまんぞーさんの演技に負けた。
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投稿者:azu (2005年10月16日 22:58)
The Guide、変な小屋だよねー。あたしはなんかびびって2階席には座れなかった…
投稿者:Kenichi Tani (2005年10月17日 07:06)
行ったことあるんだー。俺は二階座ろうとしたら演出じきじきに「下の方が見やすいよ」って言われた。使えない…。
投稿者:Inferko (2008年02月25日 08:01)
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