2005年06月27日
ケイト・ブランシェット主演『エリザベス』
中世イギリスのお勉強に今日もビデオを。以前『コーヒー&シガレッツ』で完全に俺を魅了しやがったケイト・ブランシェットが主演。
ケイト・ブランシェットの演技のためだけに観てもいいが、他に見所なし。脚本もぬるく、映像的にも特筆すべきところなし。前半はまぁまぁ緊迫感あってよいかも。千変万化するケイトの演技は、ややもすると軽く見えるけど、後半で見せる微細な心理のグラデーションは見事と言う他ない。彼女に★二つ(えんぺ風に)。
いや、ホントもう書くことないんだけど、字幕についてだけ。ビデオ再生してまず「字幕: 戸田奈津子」と出てイヤな気持ちになったんだけど、なっち今回もやってくれたみたい。
※なっちの過去の業績について知りたい人 → Google 検索: 戸田奈津子 誤訳
あの映画のココがわからない まとめサイト: エリザベスより引用。
142 :名無シネマさん :03/09/17 16:20 ID:oZ/Iobu/
・髪を切られながら、「私は処女に戻りました」と言っている意味がわからない145 :名無シネマさん [sage] :03/09/17 18:27 ID:fQtEv/eH
>142
「私は処女になった」は、"the Virgin"を戸田奈津子が「処女」と誤訳してしまったので、
おかしなことになってます。
正しくは、「私は聖母マリアになった」ですな。155 :名無シネマさん [sage] :03/12/29 20:09 ID:VqJsakTm
>>153
某所よりコピペ数年前、大学の講議で先生が『エリザベス』の戸田の誤訳について
怒りを交えて語ったことがあった。
思い出したので、その内容を説明せにゃ。Kat,I become (became?) the Virgin.
戸田訳:「カット、わたしは処女になったわ」
先生訳:「カット、余は聖母になった」新教徒とカトリックの両派の争いの果てに言う重要なセリフ。
この映画が言わんとするところ、まさにキモ!
カトリック派の異母姉メアリ女王はこのセリフの直前に
王位継承者で新教徒派に親しいエリザベスに向かって
次のようなことを懇願する。
「お願いだから人々から聖母をとり上げないで」聖書原理主義の新教徒は、カトリック信仰の伝統である
聖母信仰や聖人信仰を「純粋なキリスト教を取り戻すため」に
排除しようとした。
だからメアリはこのようにエリザベスに言う。
エリザベス女王は政治的にはカトリック世界から脱退するけれども
聖母を模倣することで、姉を含むカトリック教徒に応えることにした。
最後のシーンで白塗り化粧と豪奢なマントで登場したエリザベスは
教会に祭られている聖母の姿に徹底的に似せている。
通り過ぎる「聖母」エリザベスに人々が敬服する様子を描いて
この映画は終わる。
さすがなっちだなぁ。大ラスのこんな大事な台詞を間違えるってすごい。
この映画は観てためになったんだろうか? うーん。いや、こういう小さな積み重ねが大事なんだ。まだまだ映画観るよ。
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投稿者:morey's room@yuki (2005年10月18日 01:57)
初めまして!本日この映画を観たのですが、やはり誤訳なのですね。あの場面であの言葉は違和感を感じますよね、頭を剃っているのに!?って感じでした。こちらのサイトを拝見して、やっとラストが理解できた感じです。なんか物足りなかったもので・・・。
投稿者:Kenichi Tani (2005年10月18日 03:39)
僕が発見したわけじゃないんですけど、結果的にお役に立てたようでよかったです。
投稿者:saika (2005年12月17日 23:31)
先日エリザベスを拝見したのですが、やはり「処女」の意味が疑問で...。確かに ヴァージンクィーンだけどもと。
おかげですっきりいたしましたし、映画に対する評価も(いい方向に)変わりました。しかしすごい誤訳ですね
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