2005年06月24日
リーアム・ニーソン主演『ロブ・ロイ』
やはりスコットランドが舞台ってことで薦められた映画。『ブレイブハート』のウィリアム・ウォレス同様、この映画の主人公であるロブ・ロイも実在した義賊だそう。西洋にも義賊なんてのがいたんだなぁとびっくり。
ちなみに邦題は『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』と、無茶苦茶センスの悪い副題がついてます。配給会社どこだよ。
あちこちのレビューを見てみるとかなり評判悪くて、「『ブレイブハート』に比べたら、全てにおいて足元にも及ばない作品」
とまで悪罵されてるけど、俺は結構好きだった。思いのほか評判低くて驚いた。
確かに言われてみればストーリーは単純な勧善懲悪なんだけど、その合間に俳優が見せる表情がすごい。脚本もよくできてるよ。一人一人の行動にちゃんとした動機が描かれてるからドラマとしてすごく緊密。特に夫を思って強姦の事実を隠蔽しようとするメアリーがどんどん空回ってくとことか。下唇を噛む表情が印象的。
個人的に拍手を送りたいのが、大金を持ったアランが夜道を馬で逃げるシーン。金の到着を待って踊り騒ぐ村人たちの様子と夜の森を駆け抜ける二人が交互に映されて、バックには陽気なスコットランドの民族音楽。アランの帰着を待つ陽気な音楽が、次第に恐怖に色味を変えて行く。思わず息を呑んだ。
ここに限らずこの映画、細かいとこがよくできてるし、派手ではないけど飛躍がないのがいい。裏を返せば対した見せ場がないってことだけど。カット割りや演出に見るべきとこは多いと思うんだけどなぁ。
アーチー役のティム・ロスのひょうひょうとして冷たい演技が絶妙。最後に母親のペンダント落とす辺りもくどくなくて◎。主演のリーアム・ニーソンとかいう人、『ロード・オブ・ザ・リング』のアラゴルンにちょと似ててカッコよかった。
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