PLAYNOTE 文が書けない

2005年04月26日

文が書けない

[雑記・メモ] 2005/04/26 00:56

あーダメだダメだダメだ何も浮かばない。

文章を書いているのである。いや、書こうとしているのである。一行も浮かんで来ない。これがブログに書き殴る文章(これとか)や学校のレポートならいくらでもでっちあげられるのだが、発行部数が少ないとは言え演劇の研究者諸兄がご覧にならせられ奉り候われ申し上げなさる誌面に載るものである以上、いい加減なこと書けばすぐバレる。

いかに普段愚行愚言を弄して生きているかを証明する俺の学術的インポテンツ。うわーミューズよ降りて来ーい!!

屋上へ行きたいが普通の一戸建て住宅である我が家には屋上はない。仕方が無いので古いJ-POPをかけて隣室で寝ている妹などお構いなしでWAN-WANギャンギャン歌いながらくすねた親父のウィスキーをがぶ飲みしているわけだが、頭の中でぐるぐるにび色のカモメが旋回するばかりで何も浮かんで来ない。煙草をふかしても風邪から来る頭痛を思い出すばかり。西部劇のガンマンが二十人くらいパーンパーンと脳内で死んでいく。

僕が敬愛する画家であるモーリス・ユトリロは、酒を買うために自分の絵を二束三文で飲み屋の親父に売り捌き、手に入れた葡萄酒を飲み飲みモンマルトルを徘徊してゲロを吐いて回った。言わば己の芸術的天才をゲロに変えるために絵筆を握り続けた大馬鹿者である。だがそれがモーリスなりのパーゲイションであったならば! 俺はあいつが大好きだ。絵が好きだが生き方も好きだ。ボードレールの詩が好きなのも、その詩情に破滅的な生き方が赤々と映し出されていたからだろうか?

バカ野郎、イマジネーションの中で空が飛べるだと! 空想の中で墜落する時があることくらいてめーだってわかってるだろう、このポップスター! 前髪切れ!

ウィスキーの琥珀色はビールの黄金色ほどではないが美しい。いや、そんなことじゃなくって涌き出て欲しいのは、原稿になるようなクリエイティブで独創的な学術的インスピレーションなんだよ! このインポ虎! 居酒屋と煙草屋の間を半狂乱でぐるぐる回ってる間にバターになっちまえ! タコ! タコス!

パンダが好きです。

刺激物ばかり取っている、と書こうとして変換したら、詩劇物ばかり取っている、と出た。IMEの誤変換は操者の傾向をよく表す。ここで死激物とか茂喜物とかじゃなくて詩劇物と出ただけ、俺は俺の日常に感謝するべきなのかもしれない。

俺も九十九里に言って朝日が昇るのを待ちながらミューズが降りてくるのを待ちたい。町田先生元気かなぁ。なぁ俺最近ジョン・レノン好きだよ。あんたの授業で最初聴いたときは「ヘンな声、だせぇ」としか思わなかったけど。まぁ確かに Starting Over のときのジョンの声はもう黒くなった乳首と同じで残りカスなんだけど、そこにはピンクの乳首にはない歴史がある。歴史を理解るには教養がいる。だから俺はピンク色の小陰唇を見ても欣喜雀躍したりしない。

おら、フェミニストども、ぐるになってファランクス組んで掛かって来い! 二秒と待たずに土下座してやる! ごめんなさいごめんなさい。生きていてごめんなさい。

右を見ると散髪屋にいるギリシャ人の親父の写真が貼ってある。左を見ると手塚治虫のコミックと純文学がぎっしり詰まった本棚がある。前を見れば Multiscan E220 、ソニーのフラットディスプレイ。でも後ろだけは決して振り返らないぞ。幽霊とかいそう。

エンターキーってのは悲しいキーだな。JとかKとか入力した後に、その存在を肯定し具現するためだけに存在する。エンターキー単独では何の思想も感情も図形も象形も表現し得ない。改行を50個並べても200個並べても、ぽっかりと空白が現出するだけだ。そういう人間が世の中にはたくさんいる、というか、そういう幾百幾万のエンターキーのおかげで、JやKは存在していられるのか。

トルコ旅行で若い軍人に携帯用コーランをもらいました。「腰から下に身につけてはダメだ、腰から上につけていれば、アッラーが君を護ってくれる」そう言ってくれたね、あのモテなさそうな脂ぎった髪のブルサ駐在の未来の小隊長さま。ごめん、腰から下とか上とか以前に、どこ行ったかわかんねーや。バチがあたったんだろうか。

バチとバツって随分違う意味だと思うんだけど、どっちも罰って漢字になっちゃうんだな。漢字の歴史も二千年とかあんのに、意外と浅知恵だな。ぶっちゃけ、頭下げて経済が上向きになるなら、いくらでも頭下げちゃえば? と思う人は多いだろうね。どうする小泉さん。

バッターボックスに二人で入っていい、という制度を、全人類的に導入して欲しい。

追記: 結局AM4:00までうーんうーん唸ったり電話したりビール飲んだり本読んだりあれこれしましたが、何も浮かびませんでした。寝ます。明日はミューズが降りてくる。

コメント

投稿者:しんと (2005年04月26日 22:00)

 なんか良いねこの文章。エネルギーを感じる

投稿者:Kenichi Tani (2005年04月26日 22:21)

シャキーン (`・ω・´) ウォォォォォォ!!

投稿者:えりこ (2005年04月27日 01:41)

すごいね、、、焦りをものすごく感じるのは切実だからなんだろうね。日本帰っても大変だね。あ、ケント今すごくきれいだよ。天気もいいし。勉強なんかしてらんないさー。いろいろしたいことたくさんあるのに、エッセイが、エッセイが、、、

投稿者:松岡 (2005年04月27日 02:37)

松岡です。ジャッキーと言えば思い出してもらえるでしょうか。
ほ、ほら、新歓の初日に行った酒の飲めない男です。

この度騒動舎に入りましてなぜか新歓公演に出る運びとなったのでどうぞよろしくお願いします。
ではまた!

投稿者:Kenichi Tani (2005年04月27日 02:55)

>えりこ
ものすごく切実です。今日もこの時間まで粘って三個くらい書いたけど全部ボツりました。文章を書くのは好きなので、半端なものを書きたくないんだよねぇ。ぶっちゃけ今ちょっとイギリス懐かしがってる状態なので、ケント行きてぇ。

>松岡
ジャッキーと言っても酒の飲めない男と言っても思い出せませんが、新歓で亮子とペアの奴と言えば一発でわかります。明日の仕込み、一応行くつもりなのでよろしくね。行けるかなー?