PLAYNOTE バラリロガンガンベガス『下北沢大演芸会』

2005年04月17日

バラリロガンガンベガス『下北沢大演芸会』

[演劇レビュー] 2005/04/17 10:00

元ラブリーヨーヨーの峰明大が中心となって旗揚げした劇団。正統派コント、という感じで、直球から変化球まで、笑いを取れるなら何でもやるという姿勢が見えてて実に良い。以下ネタバレです。

「主催の峰が倒れた、次の公演はどうなるんだ?」

というバックステージもの。とはいえ筋書きはあってないようなもの。開演直後にカーテンコールがあり、「バラリロガンガンベガス春公演、はじまり、はじまり~」で終わる趣向は面白かったけど、やっぱり本じゃなくて笑いを見せるための舞台、という感じ。

今回はおにやん他を演じた富所浩一が抜群に面白かったなぁ。ピン芸人って感じじゃないから、是非舞台の名脇役として味を出していってもらいたい感じ。大関貴弘のごま豆腐みたいに無邪気な芝居もよかった。一瞬しか出てないくせに記憶にこびりついて離れない峰明大はさすがにすごい。貫禄。

笑いのクオリティは客観的に見てかなり高かったように思うが、それ以外のところがややヌルく感じられたのも確か。気持ち悪い間が随所にあったり、ギャグだと生き生きするのに台本の台詞になると突然カタくなったり、転換がモタつくところがあったり。何より尺が1時間20分というのは1500円取る芝居としては短いと思う。やや食い足りない感じ。

こういう滅茶苦茶やってるの好きなんで、八月もぜひ観に行きたい。次は峰も体調万全だろうし。