2005年04月08日
村上龍『KYOKO』
読書, 02:00
激賞されたので読んだが、ぬるい。初期龍の、ぞくぞくするほど危うくて濃密鋭利な文体とはまるで異なる。本人も「妖精譚」
として書いているようだから、意図的な部分はかなりあるのだろうけれど。プロットもさほどぐっと来なかったしなぁ。
16歳の夏、『コインロッカー・ベイビーズ』を手に取り、ページを繰る手を止められず夜が白み始めるまで読み続けたときのような、あんなスリリングな読書体験がもう一度したいなぁ。初期の村上龍は、間違いなく天才だったと思う。
Trackback
Trackbackしようぜ
この記事に関連する記事を書かれた方は気軽にトラバって下さい。
Trackback URL: http://www.playnote.net/mt/mt-tb.cgi/406





投稿者:モトヤマ (2005年04月09日 01:06)
村上龍の作品はほとんど読んだ事がないな・・・。そのうち読んでみようとは思っている。ただ、ページを繰る手が止まらず、思わず徹夜状態で本を読んだ経験といえば、夏目漱石の『こころ』がそうだったな。大学一年の夏だったと思う。
投稿者:azu (2005年04月09日 01:57)
あたし村上龍で初めて読んだの『コインロッカー・ベイビーズ』だったなぁ。でも彼の作品なら『イン・ザ・ミソスープ』のが好きだったような気が。
投稿者:Kenichi Tani (2005年04月11日 00:26)
>モトヤマ
コインロッカーだけは読んどいた方がいい。
>あず
インザミソは俺も印象深いな。描写されてる外人の表情が、イマジネーションの中で妙に生々しく生きている。
投稿者:**** (2005年04月24日 22:25)
超伝導ナイトクラブでFA。
投稿者:戸間 (2006年06月21日 20:56)
俺も読みましたが、面白くありませんでした。確かにぬるいっていうかにゅるい(笑)。俺が最初によんだなのはあれです、「限りなく透明に近いブルー」です。十四歳のときによんだので余計衝撃的でした。でもあれ以来好きになりました。
文体が最高です。初期は。
コメントを投稿する