2005年02月16日
ギリシャの写真家、Georges Meis

©Georges Meis
観光地で売られてるようなポストカードってレイアウトも色彩も退屈で、ちっとも購買意欲をそそられないのが常なんだけど、今回のギリシャ旅行である写真家のポストカードに完全に惚れこんでしまった。
Georges Meis という方の写真で、目の覚めるようなビビッドな色彩と被写体のセレクトのセンスの良さが抜群に良い。公式サイトによると近年ではファインアートとしての評価も高まっているそうな。
写真を見てこんなに心を揺さぶられたのは数年ぶり。結局、ポストカードサイズでは飽き足らず画集チックなカレンダーを買ってしまった。三冊も。
このエントリーの右上に載ってる家屋の写真、ちっとも色合いが出てなくて本当に残念。Meis氏はギリシャの人々の日常生活のスナップショットを他にもたくさん撮っているけど、構図といい光の差し込み加減といい出来過ぎていて、豊潤に厚塗りされた表情豊かな油絵のよう。ざらついた質感とぶっきらぼうな被写体へのアプローチが、どことなくユトリロの絵画を髣髴させる。

©Georges Meis
カレンダーは全部で三冊買ったんだけど、一番ユニークなのが "Doors in Greece" 。12ヶ月分ひたすらドアの写真ばかりが載っているもの。右に乗せたような個性的で生活の息吹を感じさせるドアがずらり12枚。惚れました。
ポストカードサイズの "Old Greece" も面白い。ロバを引いて家に帰るおばあさんや、パンを焼く老女二人、太いパイプを加えてニカッと笑う老紳士など、ギリシャ人のおじいさん・おばあさんのポートレートばかりを集めたもの。おじいちゃん好き・おばあちゃん好きにはたまらない一品。お年寄りの顔は時として人生をさえ語る。

©Georges Meis
最後の一冊は一番大きくて、A4とA3の中間くらい。これは主に風景写真を扱っていて、とても写真とは信じられないような美麗なものばかり。→も写真。空、雲、木々の梢に至るまで、生命ごと封じ込められたかのように鮮やかで躍動感のある写真ばかり。半ば家宝だ。
とにかく彼の撮る写真は色彩が素晴らしく美しい。モニター越しではちょっと伝わらないと思うけど、興味ある人のためにいくつかリンク貼っときます。Amazonなんかでもカレンダー自体はほとんど買えないみたいだから、本当に買っといてよかった。
- Meisstudio 公式サイト。ギャラリーは展示数は多いが、画像が小さくやや貧弱。あと英語がおかしい。
- Google 検索: georges meis あちこちでポストカード売ってるみたい。サンプルが見れる。
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投稿者:たまぢ (2005年02月17日 06:32)
世界は未知数ですな。あたいも日本に閉じこもってだけはいれないなって気になってくる。なんつーかかなり目が肥えて帰ってくんだね。素敵じゃないいですか。
んで作ってみた!あんま大したことは書いてないけど日記みたいなのが簡単に出来るなんてなんかいいね。
http://blog5.fc2.com/sayacame/index.php
投稿者:Kenichi Tani (2005年02月17日 11:11)
でも下手にグローバリゼーショらない方がいいこともあるぜ。下手にインターカルチャー化した文化はつまらないからね。
ブログはお気に入りに登録したぜー。三日坊主らないように!
投稿者:firdevs (2005年02月18日 21:44)
私もコス島へ行った時、彼の写真が詰まったカレンダーをいくつか買いました。写真集や一枚だけの写真とか、たくさんお店に置いてありました。ユーロが高くて手を出せず、Old Greeceシリーズのセピアのカレンダーは買えませんでした。残念・・・。また行きたいなぁ・・・
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