PLAYNOTE ビール人気が二十代で急落

2004年10月06日

ビール人気が二十代で急落

[トピックス] 2004/10/06 15:00

由々しき事態だ。

最も好む酒として「ビール」を支持する20代男女の割合が28%となり、 6年前に比べ人気が急落したことが6日、キリンビールの調査結果で分かった。

同社は「職場での付き合いが減ったり、甘い飲料に慣れた世代のためだろうか。 メーカーとしては商品開発に努力が必要」と気を引き締めている。ソース

俺は相変わらず No Beer No Life を標榜にして生きているが、世の中ビールへの偏見・誤解が多すぎる。そういったものをこの機会にばっさり切っておきたい。心して読め。

まず最初に断っておきたいが、ビールはおっさんの飲み物ではない。そういうイメージがあるのは日本だけだ。こっちの若者はみんな普通にパイントグラスでじゃぶじゃぶビールを飲んでいる。アサヒだのキリンだのの広告戦略

ビールは苦い、炭酸がきつい。それは事実ではあるけど、日本国内だけの事実。甘いビールもあれば炭酸の薄いビールもあるし、いろんな味があるんだ! カーッと飲み干すラガーだけじゃなくて、ちびちびやるのがうまいビターやギネス、スタウトみたいな種類もある。

「とりあえずビール」が嫌いという意見。俺も嫌いだ。それはビールに失礼だ。

ビールって気取りがなくていいじゃないか。ワインだのブランデーだのの、人をはねつけたような高慢さがなくていいじゃないか。俺は高い酒の味は未だにわからん庶民派20代だが、酒に関しては村上春樹を尊敬している。あいつは高い酒の味を知りつつもビールを愛している。最近作品は好きじゃないが、ビールに対するあいつのスタンスは好きだ。『風の歌を聴け』みたいな雰囲気は好きなんだ。

2chのニュー速のスレで妙にマニアックな議論があったので抜粋して掲載。

242 :名無しさん@5周年 :04/10/06 21:38:29 ID:crc2jtAT

ビールのきちんとした姿をつたえずに、宣伝イメージだけで消費者をあおって利益を吸い上げようとしたつけを払う時が来ているのではないでしょうか。

例えばビールは基本的に冷やしすぎて飲むと味が解らなくなる(少なくとも10度以上くらいが適温、ビールによるけど)。エール(上面醗酵)とラガー(下面醗酵)があって味がかなり異なる。など、ビールの奥深さをまったく考えずに同じような商品ばかり出しつづけたんだから飽きられて当然かと。

おかげでビールと言えばみんな同じような味だとおもわれるようになってしまった。上でも出てるけどヴァイツェンは小麦と大麦から作ったドイツの白ビールでやや甘く、フルーツの味がするビールです。そういうビールもある。

こういうビールの本当の複雑さを無視しつづけた大手ビールメーカーはもうなんというか、反省してください。

262 :名無しさん@5周年 :04/10/06 21:47:48 ID:6A3OQDMj

>>242
まあそう馬鹿にするな。ビールメーカーは多分お前よりももっとビールを知ってると思うぞ。で、日本人にあった味を追求した結果、ああいう味に落ち着いたんだろうよ。

発泡酒もニーズがあるからあそこまで売れる。

326 :名無しさん@5周年 :04/10/06 22:09:37 ID:crc2jtAT

>>262
もちろんそうだとおもいます。というかビジネスとして考えた場合、ピルスナー以外のスタイルはとても癖が強いので、一般うけしないから、一般うけするような今の形に落ち着いたというのと、日本では大手ビールメーカーが数社しかないので多様性に乏しいというのがあると思います。

ただ、日本ではビールの正しい姿が伝わらなかった為、結果的にビールがあきられはじめているのなら、やっぱ大手ビールメーカの経営方針というか、愛がたりないというか、利益追求しすぎというか、その辺に起因してるんじゃないかな。

大手ビールメーカーでもちゃんとアサヒスタウトのようなマイケルジャクソン(ダンサーじゃないよ)に4星もらうようなビール作れるんだし。

売れるビールを造るのはかまわないけど、もっとビールの本当の姿を、きちんと伝える努力をしてれば、消費者が、地ビール+大衆向けビールという感じで多様性を楽しむことが出来て、面白かったんじゃないかな。

個人的な話ですけど、私は地ビール(ベルギービールとか)+大衆向けビールで楽しんでるんですが。みんなもどうかな。ビールは安いしお手軽で奥も深いよ。

コメント

投稿者:G (2004年10月06日 15:57)

きっと俺が食いついてくるだろうと予想してると思うが。
ビール偏愛党として予想通り食いついてみる。


俺は酒と名のつくものはメジャーなものはほぼ全て飲むし好きだが
わけてもビールについては割と各国のビールを飲んでるし
一家言あるつもりだ。


こないだチェコやらドイツやらに行って思ったけど
やはり日本のビールは一本調子というのはウソではない。
各社が競っていろんなビールを出しているが
メジャーなものは全て大体似通っている。
もちろん細かいところで味に差はあるんだけど
ビール大国と言われるような国に比べると極端に振れ幅が小さいと思う。
選択肢が狭く、また、値段もえらく高い。
これでは焼酎やら日本酒の方がもてはやされてもしょうがない。
本格焼酎の多様性はドイツのビールに通じるものがある。
世界を見ても
発泡酒なんていう場しのぎみたいな酒が売られてるのは
日本くらいじゃないか。
日本酒における3倍醸造みたいな感じだ。
でも日本の高い酒税を考えると
がんばってると言わなければならないのかな。
ヴァイツェンなんか多少高くても日本で出したら売れると思うんだけどな。

ちなみに、チェコのバーでは
4リットルのまさに名前もそのまま「キリン」ビールっていう
タワーみたいなビールを喜んで若者が飲んでたけど
あれで確か600円くらいだったぜ。
ああでないとなあ。ギネスのパイントなんか日本で飲んだら800円はくだらないからなあ。

ちなみに俺は最初の一杯はなんとしてもビールだ。これは譲れん。

投稿者:Kenichi Tani (2004年10月06日 16:10)

確かにヨーロッパのビール文化の根の深さはちょっと恐ろしいものがあるね。イギリスでは水が危なくて飲めなかった時代に代わりにビールを飲んでいたというし、パブの文化はビールで支えられている。ヨーロッパ世界の中心スポーツ・サッカーもビールとの親和性は高い。ビール会社がスポンサーになってたり、ファンが試合見ながらビール飲んだり…。イギリスではユーロカップの時、一日で6000万本ビールが売れたらしい。人口が5500万人だから、一人一本飲んだ計算になる。

多様性を広げるって言っても輸入ビールに頼ってる限りは単価はそう下がらないだろうから、ビール会社がこの辺でスーパードライ以降の喉越しとキレ味の伝統から脱却して、それこそフルーティーな飲みやすいビールや逆にコクの強いクセのあるビールを出していいと思う。黒ビールがエビスとかキリンとか出してるじゃない。あの線で広げていけばいいと思うんだよね。

ギネスは日本で飲むと800円もするのか。飲めねぇなぁ。それに日本で飲むと全然味が違うって言うし。

俺も最初の一杯はビール。そして二杯目もビール。三倍目もビール。とりあえず、ではなく、徹頭徹尾ビール。たまに気分変えて他のも飲むけどね。

投稿者:G (2004年10月06日 17:14)

そういえば半年くらい前に
サッポロかどっかがアップル発泡酒みたいの出したけど
たいして話題にならずに終わったな・・・。
カクテル偏重の時代にマッチしてて悪くなかったんだけど。
マーケティングにも問題あるのかな。
キリンなんかもラテスタウトとか面白いビール出してるけど
ほとんど目立つところに無いし。
ドイツなんかホントに
行く店行く店で(屋台でさえ)絶対違うビール置いてあったから
あれもこれも飲んでみようと思ったモンだけど。
柏のパブで1杯700円も出して飲んでたヒューガルデンが
チェコで買うと100円だったり、ショックはでかかった。


9月に地ビールフェスティバル行ったけど
ドゥンケルもピルスもヴァイツェンも地ビールとして存在はしてる。
もちろん中には美味いのもある。でも存在感が無さすぎるんだ。
やっぱり大手が大々的にマーケティングしてビールの裾野を広げていくしかないのかな・・・と思うね。