PLAYNOTE アウシュビッツ

2004年09月07日

アウシュビッツ

[お出かけ・旅行] 2004/09/07 12:00
入り口の写真

「働けば自由になる」、この門にはドイツ語でそう書かれているそうだ。中に足を踏み入れて感じたのは、戦慄でも悪寒でもなく、強烈な既視感。教科書、写真、フィルム、博物館、様々な場所で見たアウシュビッツのイメージが目の前の実在するアウシュビッツに繋がった瞬間。

印象に残ったこと。

  • 切り落とされた2tの女性の髪の毛(実物)
  • 女子供のうち労働力にならないとみなされた75%は、門をくぐる前に殺された。アウシュビッツの門をくぐれた者はまだ幸せである。
  • 当日は快晴、実に心地よい陽気。直射日光に貫かれて輝く芝生や樹木の緑が眼にまぶしい。程よく涼しいそよ風。おかげでずいぶん鬱な気分が緩和された気がする。

第二アウシュビッツと呼ばれるさらに巨大な収容所、ビルケナウも訪れた。アウシュビッツが産業化された大量虐殺、殺人工場ならば、こちらは完全に牧場というイメージ。広大な芝生の敷地にバラックが点在し、まるで牛小屋を見るかのよう。

ビルケナウに残された線路を見て万感の思い。ここの上をあの列車が走ったのか。線路の両端は切り取られていた。もう列車が到着することはない、と祈りたい。