PLAYNOTE Liverpool

2004年06月13日

Liverpool

[お出かけ・旅行] 2004/06/13 13:00
二つの大聖堂
二つの大聖堂

言わずと知れたビートルズの生誕地、Liverpool。産業革命を機に港町としてぐんぐん成長し、今でもイギリス第二の港町として活躍中。結局五泊したが、昼は大聖堂や美術館・博物館、夜はパブでビールと音楽…と、まったく飽きることなく満喫してきた。

ビートルズ関係の記述は別のエントリーに譲るとして、二つの大聖堂とウォーカー美術館についてちらっと紹介することにする。

「大聖堂が二つある」というのもおかしな話だと思っていたが、話を聞いてみて納得。一つはイギリス国教会の、もう一つはカトリックの大聖堂だそうだ。

イギリス国教会の方は単にLiverpool Cathedral、あるいはAnglican Cathedralと呼ばれる。イギリス最大、全世界でも屈指のスケールを誇るでっかい建物。赤いレンガ作りの重厚な外観がまず見るものを圧倒する。

リヴァプール大聖堂
リヴァプール大聖堂

74年の歳月をかけて建築されたそうな。内部も圧倒的な迫力。ステンドグラスも伝統的なデザインから抽象画的なものまで様々で、20世紀の大聖堂であることを物語っている。奥の方にかけてあって"Offering"という絵画がすごかったなぁ。残念ながらWeb上に写真は見当たらなかった。

続いてカトリックのMetropolitan Cathedral。こちらのエントリーで騒OGさんから薦められて行ったのだが、遠目で見た時点で「これはやばい」と直感。

メトロポリタン大聖堂
こんなのだもの

騒OGさんが「コンクリート打ちっ放しのUFOみたいな」大聖堂と形容していたが、まさにその通り。遠目にはまるっきりUFOか前衛芸術のモニュメントにしか見えない。しかも、むちゃくちゃでかい。写真だと小さく見えるけど、実はむちゃくちゃでかい。

中もまた圧巻。青のステンドグラスを基調にしているため、全体的に青白い雰囲気。スターウォーズみたい、と一瞬思うが、四方八方の壁にかけられているタペストリーやキリスト受難の像が確かに大聖堂であることを物語っている。

なんかJAVAで内部をパノラマビューできるサイトを発見したので貼り付け。雰囲気がわかります。

Liverpool City View: Metropolitan Cathedral

最初は正直何かの冗談かと思ったが、装飾にせよ壁画にせよどれも象徴的な意味合いを持っており、大聖堂としては見事なもの。チャペル(礼拝用の小さな部屋)ではメトロポリタン大聖堂らしく、白人の紳士、黒人の若者、中国人らしき東洋人などがお祈りをしていた。

宗派的にも建築的にも全く対照的なこの二つの大聖堂が、歩いて5分の距離にある。Liverpoolはもともと港町だけあって中華街などもあり、Londonと同じくらい多民族な都市に思えたが、この二つの大聖堂の存在がそのイメージを決定的なものに。感動…というと安っぽいが、どちらも胸にこみあげるものがあった。

ついでにAnglican Cathedralの方の内部の様子のURLも貼っておく。
Liverpool City View: Anglican Cathedral

ライムストリート駅から歩いて5分ほどのところにあるウォーカー美術館では、イギリス国内の画家の作品を年代順に展示。20世紀のものからさかのぼって見て行ったけど、やっぱり現代美術の方が見ていて面白かった。何でもスチュワート・サトクリフ(デビュー前のビートルズのベーシスト。画家に転向したため脱退)の絵画が所蔵されているとか? 確かめなかったけれど、本当なら見ておけばよかったな。残念。