2004年06月07日
Stratford-Upon-Avon

Avon川のほとり
史上最大の文豪の名を欲しいままにしているハゲ頭、シェイクスピアの生誕地であるStratford-Upon-Avonを訪れた。
初日はAmblesideという地味だがきれいで暖かいもてなしのゲストハウスに宿泊。後で知ったのだが「温かいもてなし賞」という賞も受賞してるそうだ。それにしても馬鹿な名前の賞だね。
Amblesideで身も心も癒されたが、翌日ユースホステルへの移動で1マイル以上歩いて死んだ。俺は1マイルという距離をなめていた。少なくともあんなでかいバックパックを背負って歩く距離じゃない。着いたら着いたで林間学校の宿舎を髣髴させるぼろくさい宿でへこんだ。片道徒歩40分も離れてるのに、それでもお前は「Stratford」ユースホステルを名乗るのか。大概にしろ。
町並み。Avon川ぞいの公園がまさに天国のごとき美しさ。水鳥たちがあちこちで羽を休め、老若男女の憩いの場になっている。こういう豊かな空間って日本にはないよなぁ。
そして、Avon川に臨むRoyal Shakespeare Theatreの美しいことと言ったら。

Royal Shakespeare Theatre
劇場内のカフェでAvon川の水面を眺めながらStella-Artois(ビールの銘柄)を飲んだあの瞬間。幸福の絶頂でした。「演劇=アングラ」みたいな価値観の中で育った自分にとって、こんなオシャレでハイソ(死後か)な大人の時間が劇場の中にあるなんて! 衝撃。
実際、老夫婦やカップルが劇場によく似合うわけだ。俺みたいなジーンズの東洋人なんか埒外なわけだ、本来。こりゃあ劇場行くよ。芝居がつまんなくても楽しいもん。スズナリとか王子小劇場とか、誰が行くかっつの。段違いだよ。休憩中にはアイスも食えるし、終わったら終わったでパブも開いてるしAfter Theatre Dinnerみたいなのもやってるし。あらためてイギリスの劇場文化の豊かさを身にしみて感じた。
シェイクスピアの生誕地も訪れ、三時間近くかけてじっくり展示を見てきた。こんなド田舎に手袋職人の息子として生まれた高卒のハゲが、あの名作たちを生み出したとは…。到底信じられない。昔からシェイクスピアの出生に疑問を持つ向きは多いが、うなずけてしまう。まぁ誰が書いたかなんて本質的にはどうでもいいんだが。
とにかく川沿いの風景のきれいな村でした。そこに軒を連ねるパブで飲むビールもうまかった。いいとこだ。芝居見物にかこつけて、また行きたい。
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