PLAYNOTE 漫画『新巨人の星』

2004年02月29日

漫画『新巨人の星』

[読書] 2004/02/29 03:24
漫画のひとコマ
こういう漫画です

コンビニで単行本が売ってたので買ってみた。左腕を故障して球界を退いた星飛雄馬が、今度は打者で復帰を狙う! というすげー展開。花形満とキャッターのデブは大企業の重役になっている辺りも強引で素敵だ。ぐいぐい引き込まれ、結局漫画喫茶行って全巻読破してしまった。

その後の展開もすごい。「飛雄馬は実は右利きだった」ので、今度は右で投手復帰を狙うと言う。強引だ。強引だが、これくらい豪快な方が漫画としては面白い。変に理屈っぽくならんでいいから、こういう熱さを読ませてくれ、現代の漫画よ!

設定はかなりアレだが、飛雄馬が泥にまみれながらも野球地獄の無限階段を登って行く姿は感動的。「巨人の星」の夢に魅入られた父子二人の因縁も見物だ。「巨人の星」って明るく爽やかなスポ根ドラマだと思ってたけど、野球にしか生甲斐を見出せずに野球に狂って血と汗にまみれる狂った親子の愛憎劇だったようだ。少なくとも、「新~」を読んだ分にはそんな風に読めた。

往年のバッテリー・伴(キャッチャーのデブ)への友情のために飛雄馬が意中の人への思いを断ち切るシーンは感動。見目麗しき女房よりも、砂塵舞うグラウンドで共に白球を追いかけた女房役を選んだわけだ。他にも「女は男の世界に口を出すな!」などのジェンダーフリー糞くらえ的台詞が連発。時代錯誤的だが、熱い。面白い。

いかにも打ち切りっぽい終わり方と投げ遣りなタイトルの付け方は-20点だが、まぁ面白かった。「巨人の星」「明日のジョー」くらい読んでおこうか。

劇中に登場したCM。

そのとおり!!
身体障害児童の存在も
けっして、伴重工業は忘れませーん!

大爆笑。いくら三十年前ったって、こんなCMねえだろ。

コメント

投稿者:soni (2004年02月29日 16:19)

ジャンパラより
ttp://homepage2.nifty.com/kajipon/manga-e.htm
「燃えよペン」も必見、とまで言わずとも常識レベル。

投稿者:てんてん (2005年07月19日 01:44)

そう星飛雄馬は、元来、右利きだったのです。
何故、左利きになったかの理由は、
前作でも描かれて無いと思います。
多分、父一徹の左利き有利性を考えての事と思います。
しかし、右利きだった事は描かれています。
まだ飛雄馬が幼少の頃、
不良達とのいざこざから火事が発生します。
その火事を知らせる為に、
防波堤と思われる対岸に有る
非常ベルを投石にて鳴らします。
その際に、
大リーグ養成ギブスを着けた左腕で投げる事を断念し、
本来の利き腕である右腕にて投石をします。

投稿者:Kenichi Tani (2005年07月19日 03:40)

へー、そんなエピソードがあったんですか。伏線なのかな?