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ある友人への手紙

間もなく福島三部作が東京で公開になる。そんで僕の大事な友人にちょっと長めの手紙を送ったので、ネタバレと秘密の私信の部分を伏せ字にしてここに紹介する。このブログを読んでくれてる君だって、僕の立派な友達だからさ。だけどちょっと公開するにはアレな内容が多いし、ネタバレを嫌う人も多いからね。

以下、引用。**は伏せ字。想像してくれ。

近況報告。いかがお過ごしですか? 間もなく僕の芝居が始まるので、ご案内を……と思ったのだけれど、君に対してそれだけではあまりに他人行儀と思い、問わず語りに近況などお伝えしようと考えました。暇なときに読んで下さい。あとタイムテーブルとかは以下のサイトを見て下さい。

昨年夏に第一部『1961年:夜に昇る太陽』を観てもらったけれど、先月に福島で第二部『1986年:メビウスの輪』をすでに完成・上演させ(東京では未公開)、今は第三部『2011年:語られたがる言葉たち』という作品を作っています。これも完成間近です。

第二部の東京公演は8/8から始まりますが、会話劇の濃密なところだけをぎゅっと抽出して、そして最後には『三文オペラ』のオマージュのような、ロックンロールへの愛のような、******・シーンを配置しました。当然君なら*****のカバーした『******・****』は聴いたことがあると思うけれど、あれの***と言うか***みたいなことをやってます。不思議な縁で、主演している岸田さんという俳優が元ロックバンドのボーカリストで、フジロックにも出たことがある粋な経歴な人なので、ここぞとばかりに***ています。

第三部『2011年:語られたがる言葉たち』は一番の問題作と言うか、震災後の「***」エピソードばかりかき集めた、ヒリヒリ痛い、焼け付くような作品です。第一部や第二部に比べて圧倒的に痛々しい作品なので、稽古していて非常に疲弊します。そして人に疲弊を強いるような作品を発表することに意味があるのか? と考えたりもします。それはアートの役割を考えるということでもありますが、2011年という楽しく語りようがない題材を選んだ以上、この痛みに向き合うしかないだろうと考え、クソ真面目に稽古しています。そして恐らく、アートは本来は痛々しいものでもあるのです。最も近年を描いた作品なので砕けた言葉が多いけれど、現代語ならではの面白い台詞も多いので、**ちゃんには楽しんでもらえるんじゃないかと期待しています。

お芝居のこと以外で言うと、本当にほとんど何もしてないので伝えることがないのですが、今年の**から*****の***を一人、**として**始めました。**に**で****を**て、そこに****ています。****て、******て、**に***、******……と、現代人が*を**なんて、なかなか珍しいことだと思いませんか? こんなこと君以外には口が裂けても言えませんが、なかなか面白い取り組みを始めたのではないかと自分で自分を褒めてやりたい気持ちです。せいぜい**に****ように頑張ります。君も楽しくやっていますか?

気づけばお互い37歳になりました。僕らの好きな太宰治が死んだ39歳まであと2年ですね。彼は特に晩年に傑作を残したと思うから、僕もまだここからいい作品を書きまくるぞ、そしてどうせ死ぬなら今どき愛人と入水自殺だ、と自分を励まし続けています。第二部・第三部ともに「あっ」と言わせる内容になっていると思うので、そして「演劇にはこういうこともできるのだよ」と面白がってもらえる演出がなされているので、ぜひどちらも観に来て欲しいです。もちろん***させて頂きます。

8/10(土)18時の回には我らが白井晃さんがアフタートークに出演してくれます。この回に来てくれたら三人で再会を祝えるし、また別の回に来てくれてもいいし、どうでも大歓迎です。好きなときに、好きなように来て下さい。そして隙ができたら飲みに行きましょう。心から君を愛しています。谷賢一

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