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執筆の間に間に

1日中机の前に座っていると精神が崩壊していくので散歩に行ったりガンプラ作ったりして気分を抜く。

今日はお散歩してたら近所の古道具屋でなかなか素敵な時計があった。前から時計が欲しかったのだ。本当は稽古や場当たりのタイムが取れるようにストップウォッチつきで、小屋入り中の暗転時にも見えるバックライトつきの、だけどデジタル表示じゃないアナログ時計で、しかもそんなにメカメカしくない、かつ値段もそんなにお高くない奴を探していたんだが、何一つ該当しないものをただ何となく「カッコいいから」ということで購入した。

出会いなんて、そんなものだ。選んで出会おうとするから自分がひらけていかない。直感が大事だ。そして直感はいつも、思考や熟考より正しい。これは経験則で言っても、論理的に言っても確かなことなのだ。

あとはガンプラ。こないだ偶然立ち寄ることができたお台場ガンダムベース? とかいうところで、実にマニアックな「ジャベリン」というガンプラが売っていたので迷わず購入した。ジャベリンとは、俺が小学生時代に熱中していた機動戦士Vガンダムシリーズに登場する地球連邦軍の量産型モビルスーツで、かなり弱い。絶望的に弱い、というほどではないが、恐らく作中では下から3番目くらいに弱いだろう。しかしそれがいい。人間、30を超えるとガンダムのような主人公機よりもジャベリンのようなマイナーな量産機に惹かれていく。それは精神の現れだ。「自分が主役だ」と思えるのは、まぁせいぜい27歳までで、その後は「俺は量産機だ」「しかし、俺にもいいところがある」と、自分をなだめながら生きていくようになる。

そういう意味でこのジャベリンは、実に渋い、いい位置取りのモビルスーツだ。マイナーさで言えばかなりマイナー、渋谷の街で100人に訊いたら1人くらいしか知らないだろう。「ガンダム好きです!」という人をつかまえて質問しても、そもそもVガンダムを全話見たという人が100人中10人くらいだろうから、結局ジャベリンを知っているのは5人に満たないはずだ。そんなマイナーモビルスーツながらも、ジャベリンはショットランサーという渋い武装がついている。これは対艦攻撃にも使用できる強力な武装で、その技術的な背景にはどうやらクロスボーン・バンガード帝国との繋がりの糸が見て取れるという。設定厨にはなかなか楽しい機体だ。

というわけで購入し、毎日30分くらいずつコツコツ作っている。上が素組み後、合せ目消しが終わった頃の写真。よく見るとわかるが、顔の部分を削ってZタイプのガンダム・フェイスに近い印象(口がついていないので、レッド・ウォーリアと同じ形か)にカスタムしてみた。

サーフェイサーを吹いて、表面処理がほぼ終わった頃の写真。白サフを使ってみた。白ベースのカスタムカラーに塗装したいなーと思っているのだが、いちいち全体を白く塗るのも面倒なので白サフにしてみたのだが、やっぱりこの上から一度白スプレーすることになりそう。普通にグレーサフでよかったやん。

ちなみにまだ完成してない。でも意外とカッコいいでしょう、ジャベリンも。RGM-122です。

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こうしてブログに特に意味のない文章を書いているのも、これまた息抜きってやつで。責任のない文章を書くのは、そりゃあ楽しいさ。

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